2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

リンク

« 【TICAショー】中央区立産業会館でシミュレーション | トップページ | TICA AE Regionとしての「対策案」なるもの »

2020年8月 2日 (日)

TICA/CFAで2つのオンラインミーティング

昨夜はTICA Asia East RegionとCFA Japan Regionの2つの「オンラインミーティング」があり、参加しました。

18:00からはCFA Japan Regionが「動物愛護法の環境省令案」をテーマに、19:00からはTICA Asia East Regionのクラブ代表/Judgeが参加し、主に「新型コロナ対応」と「動物愛護法関連」(TICA Asia East Region Directorは「来年施行予定の動物愛護法の改正案」と公式サイトで告知)について話し合われました。(※私はCFAのミーティングの方は残念ながら途中退席させて頂きました)

【環境省令の飼養管理基準案について】

「飼養管理基準」は、「改正動物愛護法」(2019年6月19日に改正されて公布、この6月1日に施行済み/一部未施行)の第21条(基準遵守義務)第2項で下記のように7項目定められており、具体的な基準を「環境省令」で定めることになっています。

CFAでは「二、三、六」、TICAでは専ら「二」が話題となりました。

一 飼養施設の管理、飼養施設に備える設備の構造及び規模並びに当該設備の管理に関する事項
二 動物の飼養又は保管に従事する従業者の員数に関する事項
三 動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項
四 動物の疾病等に係る措置に関する事項
五 動物の展示又は輸送の方法に関する事項
六 動物を繁殖の用に供することができる回数、繁殖の用に供することができる動物の選定その他の動物の繁殖の方法に関する事項
七 その他動物の愛護及び適正な飼養に関し必要な事項

◆猫の飼養管理数制限:繁殖猫25頭でも少ない?

二については「基準案」として「猫:1人当たり繁殖猫25頭、販売猫等30頭まで(親と同居している子猫は頭数に含めない)」となっており、「※課題のある事業者の上限値強化と優良な事業者の上限値緩和を検討」との記載もあります。

また、「個別の施設・設備及び管理体制等によって飼養状況が異なるため、個体の管理状態等に応じて、環境省令で定める基準等の範囲内で、都道府県等が飼養頭数の上限値 を減少又は増加させる規定を検討する」ともなっており、それなりに柔軟な対応になっていると思うのですが、TICAの方では猶予を求めるべきとの声も出ていました。

CFAのミーティングは途中退席させて頂いたので、以下はTICAのミーティングの内容に基づきますが、そもそもなぜこうした「飼養管理基準」なるものが出てきたのかを頭に入れておかないと、実り多い議論にも有効な要望にもつながらないでしょう。

◆「飼養管理基準案」の2つの重要なポイント

◎悪質な事業者を排除するために、事業者に対して自治体がレッドカードを出しやすい明確な基準とする。

◎自治体がチェックしやすい統一的な考え方で基準を設定

その上で、「飼養管理数制限」の「根拠・考え方」として、「8時間労働を標準とし、1頭当たり平均作業時間を想定し1人当たりの頭数を算出」したのです。

常日頃から理由や根拠に基づいて考えることをしていないと、単に示された「基準」を見て、多いとか少ないとか、猶予が必要だとの短絡的な見方になってしまいます。

どんな要望や意見を誰に伝えるのも自由ですが、上記の「飼養管理基準案」のポイントを踏まえた上で、正当な理由と合理的根拠を示して要望や意見をしなければ真剣に取り合ってもらえません。

◆TICAでは「繁殖回数制限」「ケージの大きさ」が話題に上らず

環境省の「飼養管理基準案」では、「猫:メスの交配は6歳まで(満7歳未満) ただし、満7歳時点で生涯出産回数が10回未満の場合は7歳まで」となっていますが、これについては話題に上らず、特に問題ないとの認識のようでした。

ケージの規定についても、環境省「基準案」は下記の通りですが、TICAでは特に話題になることもなく、こちらも特に問題ないと考えているのでしょう。

「猫:分離型のケージサイズの床面積の2倍×高さ体高の4倍 (2つ以上の棚を設け3段以上の構造とする)(2頭まで飼養可)3頭以上飼養する場合は1頭当たりの床面積に相当する分を追加」ーー。

【TICA AE Regionの新型コロナ対応について】

TICAのミーティングでは、「新型コロナ対応」についても話し合いがありました。

◆「ガイドライン」作成せず

TICA Asia East Region Directorは「ガイドライン」を作成しないと明言しました。

「猫界」というようにキャットショーも趣味の団体・業界であると私は思うのですが、Asia East Region DirectorはTICAは業界・業種に当たらないとの認識であり、作成しないとのことです。

政府や自治体の要請を受けて、それぞれの団体・組織が知恵を絞って「ガイドライン」を作成していますが、TICA Asia East Regionは世間の常識とかけ離れた組織のようです。

作成しない理由として、「当面、ショーを開かない」という理由らしき事情もあるようでしたが、世間一般から見れば規模は小さくてもそれなりの業界なのですから、世間の常識に足並みを揃え、ショーを開くか開かないかに拘わらず「ガイドライン」を作成しておくべきだと思うのですが、全く違うようです。

組織のトップであるTICA Asia East Region Directorにおいては、「ガイドライン」が一朝一夕に作れるものではないだけに、早め早めに準備をしておき、その時々の状況に合わせて微調整していくのが常識的な対応ですが、やはり全く違うようです。

組織のトップはリスク管理の責任があり、想定外の事態も念頭に必要な時にすぐに提案できるように「ガイドライン」のようなものは特に準備しておくべきだと思いますが、そうした自覚もないようでした。

◆「感染防止対策」はクラブ任せ

TICA Asia East Region Directorはミーティングで、「リジョンとしての感染防止対策案」なるものを提示すると言ってましたから、どんなものが出てくるかと思ったら、通り一遍のことを伝えただけであり驚きました。

「感染防止対策」は全てクラブ任せにするようなので、TICA Asia East Region Directorが何も考えていなくてもある意味当然であり、そうであるならわざわざ「リジョンとしての感染防止対策案を提示する」などと言う必要はなかったとも言えます。

どのクラブのキャットショーで「クラスター」が発生しても、参加者に万が一のことが起きてしまっても、主催クラブと参加者の自己責任で済むなら、こんなに楽な組織のトップはないでしょう。

ショーで「クラスター」が発生してしまった場合、世間一般からすれば、特定のクラブの個別のショーと言うよりも、「TICAという団体のキャットショー」であることが伝播され、TICA Asia East Region、TICAそのものの信用と評判に傷が付くと思うのですが、そうした認識にも欠けるようでした。

◆Directorとしての自覚ある発言はほぼ皆無

驚いたのは、TICA Asia East Region Directorは長々と話していましたが、その内容はほとんど一般TICAメンバーとしての立場としての発言の範囲を出ず、TICA Board Memberとしての責務を自覚した発言がほぼ皆無であったことです。

おそらく本人の中では、TICA Board Memberのひとりとしての自分と、Asia East Region Directorとしての自分と、TICAの一般メンバーとしての自分の区別が出来ておらず、何についてどう発言したことが、どの役割を担った自分の発言であるべきなのかも分かっていないように思えました。

◆主体性なく意見を聞くだけ

ミーティングでは、TICA Board Memberのひとりとして、あるいはAsia East Region Directorとして、積極的に自らの見解や認識、判断等を示すということはなく、主体性もリーダーシップも見られませんでした。

当然、多数のAsia East Regionメンバーがこうした人物が適任だと選んだので仕方ありませんが、平時には意見を聞いて回るだけで済んでも、今回のような異常事態においては不向きであり、マイナス面の方が大きいように感じました。

余りのメッセージ発信の少なさに私は敢えて苦言を呈し、今後、Asia East Region Directorとしてのメッセージを発信していくとのことでしたが、何を発信すべきなのか、どのように発信すべきなのか--が分かっていなければ有効かつ実効性のある発信にはなりません。

その辺も理解しているのかどうかよく分かりませんでした。

◆「知る権利」に対する無関心さも露見

Asia East Region Directorのメッセージの発信を巡っては、知りたい人だけTICA本部公式サイトで情報を入手すればいいといった声も出ました。

そこには、メンバー全員の「知る権利」を尊重し、「知る権利」を広く平等に行き渡らせることで、さらに多くのメンバーの参加意欲を促し、メンバーの衆知を集めてさらに良いRegion運営につなげていくという姿勢は見られません。

もちろん、そういう「知る権利」を必要としない多くのメンバーが「知る権利」の重要性を認識しないDirectorを選んだわけなので仕方ない面はありますが、だからと言って放置しておくわけにはいきません。

TICA Asia East Region Directorには当選した責任があるのと同じように、立候補したメンバーには立候補した責任があり、それを全うしていくことが健全なRegion運営に貢献しますし、そうしていかなければ、いい加減な人物が立候補したり、公約違反が永遠に続いたりしかねません。

◆自己弁護の言い訳に終始した感否めず

TICAのオンラインミーティングは2時間以上に及びましたが、建設的な議論に使われると言うよりは、TICA Asia East Region Directorにいて「なぜ出来ないのか」「なぜしなかったのか」という自己弁護の言い訳に終始した感が否めず、途中からまるで国会の首相答弁を聞いているような感覚に襲われました。

本人の中で「正当な理由」と「自己弁護の言い訳」の区別が自分の中でできていないからだと思いますが、オンライン飲み会なら聞き流せても、こうしたミーティングの場でするべきではありません。

組織のトップが言い訳や言い繕うことに汲々としている限り、建設的な議論も実り多き対話も期待できないことを強調しておきたいと思います。

====================================

【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で1日、新たに1536人が確認されました。1日当たりの感染者が1500人を超えたのは、過去最多となった7月31日(1579人)に続いて2日連続です。

東京都で1日、新たに472人の感染が確認されました。3日連続で過去最多を更新です。

埼玉県で1日、新たに74人の感染が確認されました。先月23日の64人を上回り、1日に感染が確認された人数として過去最多になりました。

大阪府は1日、新たに195人が感染したと発表しました。1日に確認された人数としては7月29日の221人、31日の216人に次いで3番目の多さです。

愛知県で1日、新たに181人の感染が確認され、5日間連続で100人を超えました。

福岡県で1日、新たに121人の感染が確認されました。1日当たりの感染確認が100人を超えるのは4日連続です。

東京都は、6月末時点での新型コロナによる死亡率が5.2%(死者325人に対し感染者6255人)だったと発表しました。80代以上ではほぼ3人に1人が死亡しているとのこと。死亡者の平均年齢は79.3歳

« 【TICAショー】中央区立産業会館でシミュレーション | トップページ | TICA AE Regionとしての「対策案」なるもの »

動物愛護法」カテゴリの記事