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2020年8月 7日 (金)

【改正動物愛護法】「検討会」の「議事概要」を踏まえた上で…

環境省「動物の適正な飼養管理方法等に関する検討会」の7月10日の「議事概要」が公開され、1日の「オンラインミーティング」に参加されたTICA Asia East Region Directorをはじめ、クラブ代表/Judgeのみなさんはすでに読まれたかと思います。

Region公式サイトには「8月7日くらいまでには送ったほうが良いという話が出ました」「FAXをお送りください」「現役ブリーダーの多くの声を届けたいです」と書いてありましたから、もう送ったメンバーも多いかもしれません。

しかし、まだ送っていないメンバーのみなさんは必ず、「検討会」の「議事概要」を読んで、委員がどんな点に疑問を持ち課題を指摘したか、事務局がどのように答えたかを踏まえて意見や要望をお送りいただければと思います。(※1日の時点ではアップされていませんでした)

↓↓↓「検討会」の「議事概要」はこちら↓↓↓
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/tekisei/h29_06a.pdf

◆〝猶予〟の「ゆ」の字も出てこない…

1日の「オンラインミーティング」では、「コロナ渦の現在では時間の猶予が欲しい」「時間の猶予をいただきたい」「廃業を迫られる優良ブリーダーが出てしまう恐れがある」といった流れになりましたが、「議事概要」では時間的〝猶予〟の「ゆ」の字も出てきません。

主に「ケージサイズ」「運動時間」「レッドカード」「従業員数」「帝王切開」「繁殖年齢/回数」に関して委員から発言があり、これらの発言の視点や観点を踏まえて考えることが大切になります。

◆注目したい各委員の発言

各委員の発言から、重要と思われるポイントをピックアップしてみると、以下のような感じになります。(※あくまで私の個人的な見解です)

 多頭飼育問題等が発生していることも踏まえると、将来的には飼い主に対してもこういった数値基準を設けるべきではないか。

 繁殖時のケージと単なる個体の飼養管理時のケージとで、異なる大きさの基準にした方が良いのではないか。

 法令の趣旨を生かす基準は何かということが重要

 ペットショップについては販売に割かれる時間等、他の時間も考慮した数字にすべきではないか。

 猫は生まれ月によっては4ヵ月齢程度で発情が来ることもある。体の成長を考慮すると、初回発情は外す、という規定があった方がいいのでは

 繁殖犬猫としてキャリアチェンジを促すことを帝王切開をした獣医師が指示できると良いのでは

 動物愛護の観点からすると、毎回計画的な帝王切開はいかがなものかと思う。、計画的な帝王切開については回数制限があってもいい

 帝王切開を実施した獣医師が出生証明書を交付すると義務付ければ、おのずと帝王切開をした回数もわかってくるので、帝王切開を実施した獣医師が出生証明書を発行するという基準は有効

 自分の飼育システムを見ながら、継続的に改善し続けることが重要であると思う。その意味で今後作成予定の基準の解説書がもっとも重要である。これをいかに飼育者への教育や周知に使用し、それによる見直しを義務化できるか、実際に自分の飼い方を基準書に照らし合わせて、問題点を自ら見出して改善していくというシステムを作れるものになっていくことが数値目標よりも重要だろう

 犬猫を飼うことはどういうことなのか、飼われている犬猫がどのように生産されているのか、飼い主がしっかり知るべき

 飼い主も最低限満たさなければならないことがあり、誰でも飼えるというわけにはいかないとするなど。これは次のステップだと思うが、動物愛護管理法を考える上では重要

◆「パブコメ」に備えた準備も重要に

「議事概要」の最後に、今後の手続きの流れが記載されています。

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2021年6 月の施行に向けて、この夏に、検討会としての基準案のとりまとめを行い、秋頃に中央環境審議会動物愛護部会に報告して審議を行うとともに、審議中にパブリックコメントも実施し、年内に審議会から答申をいただき、答申後速やかに、交付の手続きを進めたいと考えている
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今回よく調べもせず、勉強もせずに拙速に「意見」や「要望」を送るより、もし本気で「動物愛護」に取り組む気があるなら、「パブコメ」に照準を当てる方がいいでしょう。

環境省や超党派の議連の国会議員にFAX等で意見や要望を送ることを否定するつもりはありませんが、あくまで非公式なものになります。

「パブコメ」で送るということは、自分の送った意見が後日公表され、しかも環境省側のコメントも付くわけですから、自らにおいてよりしっかりと責任を負うことにつながります。

TICA Asia East Region Directorも、組織のトップとしてRegionメンバーを導く責務を負っている自覚があるなら、メンバーそれぞれがよく勉強して「パブコメ」に備えることを勧めるべきではないかと思います。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本国内で6日、新たな感染者が計1485人確認されました。1日当たりの感染者は3日連続で1000人を超え、5日ぶりに1400人を超えました。

東京都で6日、新たに360人の感染が確認されました。1日当たりの感染者は10日連続で200人を超え、2日ぶりに300人台になりました。

千葉県で6日、新たに76人の感染が確認されました。1日あたりの県内の感染者数は、最も多かった今月1日の73人を上回り過去最多となりました。

神奈川県で6日、新たに119人の感染が確認されました。1日あたりの新規感染者が100人を超えるのは同県で初めてです。

大阪府で6日、新たに225人の感染が確認されました。1日としては7月29日の221人を超えて最も多くなりました。

愛知県で6日、新たに132人の感染が確認されました。感染確認が100人を超えるのは10日連続です。

兵庫県で6日、新たに61人の感染が確認されました。1日当たりの感染者数としては7月31日に確認された62人に次ぐ2番目の多さです。

福岡県で6日、新たに137人の感染が確認されました。100人を超えるのは2日連続です。

沖縄県で6日、新たに73人の感染が確認されました。

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