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2020年7月17日 (金)

【TICA AE Region】8月1日にオンラインミーティング④

「感染防止対策」の中身の話題に入る前に、もう1つ重要な視点を指摘しておきます。

◆「対策」を作るより前にすること

「感染防止対策」を守れば、国や自治体からどのような要請があろうとショーを再開していいのでしょうか?

逆に言えば、国や自治体からどのような要請があった場合には、どれだけ完璧な「感染防止対策」を講じようとも中止/延期すべきでしょうか?

同じことは感染状況についても言えます。

どのような感染状況であれば、「感染防止対策」を講じた上でショーを開催していいのでしょうか?

どのような感染状況だと、いかなる「感染防止対策」を講じようがショーは中止/延期にすべきなのでしょうか?

Asia East Region Directorはこうした視点を示さないまま、いきなり「リジョンとして」の「感染防止対策案」を提示すると言ってたのです。

◆ショー再開/中止の「判断基準」は必要ない?

「判断基準」を示さずに「感染防止対策案」だけ示し、あとはそれぞれのクラブ代表やJudgeの判断に委ねるつもりなのでしょうか?

Asia East Region Directorは、ショー再開の「判断基準」と「感染防止対策」には関連性などなく、「感染防止対策」単独で機能する(あるいは機能させられる)と思っているのでしょうか?

考えれば考えるほど、余りの常識外れの発想に驚くばかりです。

◆「判断基準」と「感染防止対策」はセット

少なくとも「判断基準」と「感染防止対策」はセットであり、それが社会一般の常識的な考え方だと私は思っています。

「判断基準」だけあって「感染防止対策」がないのも問題ですし、今回のように「感染防止対策」だけあって「判断基準」がないなら、「感染防止対策」の有効性は削がれるでしょう。

もし、Asia East Region Directorが「判断基準」など作りたくないと考えているのであれば、それは責任逃れ以外の何ものでもありません。

◆「ガイドライン」作成の重要性と必要性

なぜ「ガイドライン」が必要なのか--。

いくつかの業界/業種別「ガイドライン」を確認すれば分かりますが、「ガイドライン」は単に「感染防止対策」だけが並べられているわけではないのです。

「判断基準」という言葉そのものが書かれてなくても、「ガイドライン」には「判断基準」について様々な形で言及され、だからこそ単純な「感染防止対策」より重要性があるというわけです。

どの「ガイドライン」もそうですが、「基本方針」や「基本的考え方」等も記載されており、私が何度も指摘してきている「基本方針」+「判断基準」+「感染防止対策」が〝三位一体〟となっています。

Asia East Region Directorはなぜ「感染防止対策」だけを抜き出すのか、「感染防止対策」だけで事足りると考えているのか、私には全く理解できません。

◆クラブに寄り添う気持ちが欠けている?

もしかすると、Asia East Region Directorは机上の空論で「感染防止対策」なるものを考えていて、現実問題として実際の事態を思い描けていないのかもしれません。

あるいは、本当にクラブ/ショーコミッティーの立場になって寄り添う気持ちに欠けているのではないかとも思わせます。

この秋にショーを再開しようか、中止/延期にすべきか悩んでいるクラブにとっては、「感染防止対策」より「判断基準」の方が喫緊の課題ではないでしょうか。

それが分かっていれば「リジョンとして」か「Region Officeとして」か「Asia East Region Directorとして」かは置いておくとして、まっさきに「判断基準」を示そうとしたはずです。

クラブ代表でない人物にDirectorを任せるとこういうことになるという典型例と言えるかもしれません。

◆全ての責任を一手に引き受けてこそのトップ

Asia East Region Directorの責務を巡っては、TICAのルールを読み込みもせず、リーダー論もそっちのけで勝手な理屈でああだこうだ言う人もいますが、全ての責任を一手に引き受けてこそのトップでしょう。

八方美人の根回し上手がRegion Directorの能力と資質であるかのように勘違いしている人もいるようですが、いくら八方美人の根回し上手であったとしても、責任を負わず逃げてばっかりの人物には任せられません。

責任を負いたくない、負わないという意思の問題とは別に、責任を負えないという能力的な問題もあるでしょう。

Asia East Region Directorがどこまで自らの責任を自覚しているかは、何をしようとしているかで分かりますが、今回について言えば「感染防止対策」だけにしか言及していないわけですから、その程度の自覚しかないということになります。

◆「やりたい」と言って手を挙げたからには…

Asia East Region Directorは、メンバーが頭を下げてお願いしたわけでも、嫌がるのを無理矢理引き受けさせたわけでもありません。

Asia East Regionメンバーのもとには、立候補表明の文書と推薦文が送られてきたはずです。

今一度、全メンバーはこの2つの文書を読み返し、そこに書いてある通りのRegion運営が行われているかどうかチェックしてしただきたいと思います。

※「【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点」は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

日本全国で16日、新たに622人の感染が確認されました。1日当たりの感染者が600人を超えたのは、最多の755人だったピーク時の4月11日以来で、過去3番目の多さとのことです。

東京都で16日、新たに286人の感染が確認されました。都内の1日の感染者数としては過去最多。東京都での1日の感染者数がこれまで最も多かったのは7月10日の243人でしたが、これを上回りました。

埼玉県で16日、「緊急事態宣言」解除後では最多となる49人の感染が確認されました。

千葉県で16日、新たに32人の感染が確認されました。「緊急事態宣言」解除後、最多を更新しました。

神奈川県で16日、新たに47人の感染が確認されました。42人だった15日を上回り、「緊急事態宣言」解除後で最多となりました。

大阪府で16日、新たな感染者66人が確認されました。15日の61人を上回り、「緊急事態宣言」解除後の最多を更新しました。

◆赤羽一嘉国土交通相は16日夕、政府の観光支援策「GoToトラベル」事業について、東京発着の旅行を対象外にする考えを表明しました。

米フロリダ州保健当局は16日、1日当たりの死者数が156人に上り、過去最多を更新したと発表しました。これまでの最多は今月12日の133人でした。また1日当たりの新規感染者数も1万3965人と過去2番目の多さになっています。

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