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2020年7月16日 (木)

【TICA AE Region】8月1日にオンラインミーティング③

「オンラインミーティングのお知らせ」に書いてあった「軸となる感染防止対策案」を巡っては、その他にもいろいろな疑問点があります。

◆あくまで意見・情報交換が目的?

TICA Asia East Region Directorはミーティングの狙いや目的について「今後のキャットショー開催に関する議題を中心に 様々な意見や情報交換の場を持ちたいと思い…」 とした上で、後半になって「当日、リジョンとしては 軸となる感染防止対策案を提示します」と書きました。

ということは今回のオンラインミーティングは「意見や情報交換の場」であって、何かを決める場ではないということになります。

そうなると「感染防止対策案」についても、単にクラブオーナー・ジャッジの「意見」を求め、「情報交換」するだけということになり、それならメールで「意見」を募るのでも十分ということになります。(※どうしても実際に顔を見たいということなら別ですが…)

◆「リジョンとして」の「感染防止対策案」とは何か?

TICA Asia East Region Directorは、私がかねがね指摘している「ガイドライン」という言葉は使わず、「リジョンとして」の「感染防止対策案」という書き方をしました。

もし、この「感染防止対策案」なるものが、いわゆる業界/業種ごとの「ガイドライン」と異なるのであれば、どこがどう違うのかはっきりさせるべきでしょう。

違いがなのであれば、広く認知されている「ガイドライン」というワーディングを使うか、「ガイドライン」という言葉を敢えて使わないということであれば理由を明らかにすべきです。

「リジョンとして」の「感染防止対策案」が、「リジョンショーにおける」という意味なのか、TICA Asia East Regionの傘下クラブとして講じるべきという意味なのかもよく分かりません。

「リジョンショーにおける」であるなら、「感染防止対策案」でいいかもしれませんが、傘下クラブのショーを対象にしたものであるなら「指針」とでもすべきでしょう。

「リジョンとして」と「感染防止対策案」という2つの言葉の間に、「推奨する」とか「守るべき」とか「最低限の」とか、言葉を補って入れるべきであり、そうしなければ「対策」の位置付けや有効性がはっきり伝わりません。

◆「リジョンとして」が意味するもの

Asia East Region Directorの真意を読み解く手掛かりはやはり「リジョンとして」という表現にあるでしょう。

「リジョンオフィスとして」でも「Asia East Region Directorとして」でもないわけですから、各クラブ代表/Judgeに対して何らかの責任を負わせる表現を使っていると言えます。

しかし、冒頭で指摘したように、今回のオンラインミーティングが「意見や情報交換の場」であるなら、何かを決める機能はなく、「リジョンとして」の「感染防止対策案」はあくまで「Asia East Region Director」が案として示したもの以上の意味合いを持ち得ません。

ミーティングの席上、どんな意見や情報が出てこようが、それをどう「感染防止対策案」に反映させようが、「リジョンオフィスとして」か「Asia East Region Directorとして」の何れかの「対策」にしかなり得ないとも言えます。

なぜなら、「リジョンとして」の「感染防止対策」とするためには、クラブやJudge、メンバーの同意(※過半数なのか3分の2以上なのか、全員なのかが問題になります)が必要ですが、TICA Asia East Regionとしての同意の取り付け方や合意の仕方といった手続きを一切決めていないからです。

それともクラブ代表やJudge、一般メンバーの同意を得ずに、Directorは「リジョンとして」の「感染防止対策」として押し付けるつもりでしょうか。

「指針」としておけば、あくまで「指針」であってクラブごとに「対策」の自由度も出てきますが、Asia East Region Directorにそうした考えは見受けられません。

言葉は正確に書き、伝えなければ後々、誤解を生じたり、軋轢を生んだりします。

Asia East Region Directorは一般メンバー以上に大きな責任を負っているわけですから、その自覚を持って正確に言葉を使ってほしいと思います。

◆「感染防止策」を検討する上での「段取り」のあり方

様々な疑問が生じるのは、社会常識に基づいた「段取り」を無視するからに他なりません。

もし本当に「リジョンとして」の「感染防止対策」(あるいは対策指針)を作ろうとするなら、それに応じた「段取り」と議論の進め方をしなければなりません。

いきなり「オンラインミーティング」をやりますと通告してきて、「当日、リジョンとしては 軸となる感染防止対策案を提示します」というのは「手段」と「目的」が逆です。

今回のケースで言えば、正しい「段取り」のあり方はざっと次のようになるでしょう。

①リジョンとして何らかの「感染防止対策」を講じたいと思うがどうか?

②「リジョンとして」の「感染防止策」を作成するか、「リジョンオフィスとして」か「Asia East Region Directorとして」の推奨案を提示してみたいがどうか?

③とりあえず〝叩き台〟を作ろうと思うが、その前に「感染防止策」として盛り込むべきこと、盛り込んでほしいことがあれば要望や意見を寄せてほしいがどうか?

④寄せられた要望や意見をもとに3案作ってみたがどうか?

⑤さらに具体的な「感染防止策」作成に向け、議論を進めたいがどうか?

といったように「段階」を踏み、その時々で意思確認しながら進めるのが常識的な対策の作り方でしょう。

今回の本来の趣旨は、「軸となる感染防止対策案を提示」し、それに対する「様々な意見や情報交換」をするのが「目的」であって、オンラインミーティングはその「手段」に他ならないと読み取れます。

Asia East Region Directorがどうしてあたかも「オンラインミーティング」が「目的」であるかのような書き方をしたのか理解に苦しみます。

※「【TICA AE Region】アンケート調査、疑問と問題点」は休みました。

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