【動物愛護法】繁殖は「1歳以上6歳まで、2年間に3回以内」
【米TICA本部、8月1日まで電話対応業務縮小】
米TICA本部職員はテレワークに移行しており、現在は5月27日の週に受け付けた業務を処理しているとのことです。
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【動物愛護法「数値規制」の具体的中身】
「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」改正後の環境省令による「数値規制」についてはご存知のブリーダーも多いと思いますが、「数値規制」の具体的な内容を固める環境省の検討会が7月10日(金)に開かれるとのことです。
当初は3月16日(月)に開催を予定していましたが、新型コロナの感染拡大を受け、延期になっていました。
【猫の繁殖に関する定量的な「数値規制」】
◆雌猫の出産は1歳以上6歳まで、2年間に3回以内とすること。
◆雌猫の出産は、生涯に6腹までとすること。
◆雌猫の帝王切開は3回までとすること
TICAメンバーであるブリーダーがこれまで概ね上記のような感じで繁殖していたのであれば、特に問題はないかもしれません。
【TICA Asia East Regionの関与は皆無】
本来であれば、TICA Asia East Region Directorがタイムリーに情報を提供し、議論を促し、意見集約して政府に伝える必要があるだろうと私は思いますが、どういうわけか過去も現在もAsiaのRegion Directorは無関心でスルーし続けてきました。
現状のTICA Asia East Region、そしてAsia East Region Directorの言動を見る限り、あたかもTICAというのはキャットショー開催に専念した団体であるかのようで情けなく思います。
「もっと厳しくすべき」という意見もあるかもしれませんし、TICAなどの国際団体に登録しているキャッテリーに関しては特例として規制を緩和するという考え方もあっていいはずでした。
Asia East Region Directorが無関心を装っているのか、敢えて「動物愛護法」の問題は避けているか分かりませんが、TICAの理念や使命に鑑みれば、Asia East Region Directorが無関心でいていいはずはなく、メンバーが無関心であるなら関心を持つよう情報提供だけはしっかりしておくべきでしょう。
※「犬猫の飼養管理基準に関する要望書」全文はこちら↓↓↓
http://shiomura-ayaka.com/site/wp-content/uploads/2020/04/20200403犬猫の飼養管理基準に関する要望書.pdf
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆東京都で6日に確認された感染者は102人で、5日連続で100人を超えました。
◆米国の死者が6日、13万人を超えました。「経済再開」に向けた動きに伴い国内の感染者は急増し、300万人に迫っています。
◆米フロリダ州では5日、感染件数が20万件を突破したほか、1日当たりに報告された感染者の数も過去最高を記録しました。4日に報告された件数は1万1458件と過去最高を記録し、これはニューヨーク州の1日当たりの報告数で最も多かった1万1434件を上回ったことになります。
◆米カリフォルニア州のニューソム知事は6日、入院患者が過去2週間で50%増加し、約5800人に達したと明らかにしました。
◆インド政府は6日、感染者数が約69万7000人になったと発表しました。米ジョンズ・ホプキンス大の集計ではロシアを抜いて世界3位。1日ごとの新規感染者数も急増し、5日には過去最多の2万4850人を記録しています。
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