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2020年7月 5日 (日)

【新型コロナ特集】「自己責任」でクラブVS出陳者を招きかねない

「自己責任」論が幅を効かせるようになると、主催クラブの「自己責任」と、Judge/クラーク/出陳者の「自己責任」が真っ向から対立する事態を生みかねません。

簡単に言えば「自己責任」論を盾に取った責任の押し付け合いですが、結論を先に言えば、こうした不毛な軋轢や対立を未然に防ぐためにもTICA Asia East Regionとしての「ガイドライン」が必要なわけです。

【万が一の場合が起きた際、どちらに責任があるか?】

ショーを開催したのはいいものの、そこでキャットショー「クラスター」が発生し、Judge/クラーク/出陳者に万が一の事態が起きた場合、ショーを開催した側にどこまで責任があり、参加した出陳側にどこまで責任があるのかが問われることになります。

もちろん、そうしたショーの開催を黙認し、リジョン運営の一環としてAsia East Region Directorが主催クラブ/ショーコミッティーに対し、注意を促したり、働きかけをしていないということであればAsia East Region Directorの責任も問われますが、とりあえず今日はこの問題は横においておきます。

一般論としてですが、参加したショーで「クラスター」が発生し、Judge/クラーク/出陳者が感染した場合、「ショーを開催したクラブ/ショーコミッティーに開催責任がある」と主張するでしょう。(※どの程度の責任かはおいておきます)

逆に、主催クラブ/ショーコミッティーとしては、「Judge/クラーク/出陳者は『自己責任』で参加を決めたのであって、主催クラブ/ショーコミッティーに責任はない」と主張するかもしれません。

【「自己責任」の「免責」条件や範囲が焦点に】

そうした時に重要になってくるのが「免責」(=責任を免れる)の条件と範囲です。

◆主催クラブ/ショーコミッティー

 開催判断は正しかったか? 参加者全員の「安全・安心」に鑑みて中止/延期すべきではなかったか?

  主催クラブ/ショーコミッティーは開催判断が正しかった合理的裏付け根拠、中止/延期すべきではなかったとする合理的裏付け根拠を示す必要があります。

 主催クラブ/ショーコミッティーは感染拡大防止に最大限の配慮をし、万全の対策を講じたか?

  感染拡大防止策が杜撰でいい加減であれば、主催クラブ/ショーコミッティーは責任を問われますし、他業界・業種において様々な対策が講じられている中で、それらに劣るような対策であったなら、キャットショー業界だけの独り善がりの主張は通らないと考えるべきでしょう。

 主催クラブ/ショーコミッティーが開催に当たって、あるいは開催判断にあたって(Asia East Region Directorがどの程度、かかわってきたかにもよりますが)、主催クラブ/ショーコミッティーが一定程度、Asia East Region Directorの責任を問うことも可能でしょう。

 (例えば、Asia East Region DirectorがTICA Board Memberのひとりとして、またAsia East Region Directorとして、その権利を最大限行使して、最大の努力を傾けて中止/延期を働きかけたにも拘わらず、主催クラブ/ショーコミッティーが耳を貸さずにショーを強行開催して「クラスター」を発生させた場合は、Asia East Region Directorの責任は免れると考えられます)

 主催クラブ/ショーコミッティーがショーライセンスを発行した米TICA本部の責任を問うことも可能ですが、ハードルは高いでしょう。

◆Judge/クラーク/出陳者

誰でも容易に分かることですが、マスクを着用しないで会場内にずっと居たなら、これはもう完全に「自己責任」と言えます。

 当日、参加する判断は正しかったか? 自らの「安全・安心」(=自己管理)に鑑みて参加すべきではなかったか?

  しかし、現在の日本の状況において、クラブ/ショーコミッティーが開催を強行する以上、主催クラブ/ショーコミッティーが感染拡大防止に最大限の配慮をし、万全の対策を講じているだろうと考えることには相当の理由があると言えるでしょう。

  実際に会場に行ってみて、誰から見ても「このような杜撰でいい加減な感染防止対策では危険だ」と思えてなお、参加したということであれば別ですが、そうでないならJudge/クラーク/出陳者の「自己責任」を問うことは難しいと言えます。

 Judge/クラーク/出陳者として、自らの感染防止に最大限の配慮をし、万全の対策を講じたか?

 Judge/クラーク/出陳者として、そのショーの感染拡大防止策やショー運営等に疑念や問題がある点をAsia East Region Directorに伝えていたにも拘らず、Asia East Region Directorが何もしなかった場合はAsia East Region Directorの責任を問うことも可能でしょう。

 ショーライセンスを発行した米TICA本部の責任を問うことも可能ですが、すでに触れたようにハードルは高いと言えます。

【どこまでやるか、そこまでやるか】

主催クラブ/ショーコミッティーが責任を免れるひとつの方策として、事前にJudge/クラーク/出陳者との間で「キャットショーで『クラスター』が発生し、万が一あなたが感染しても、主催クラブ/ショーコミッティーの責任は一切問いません」といった〝念書〟や〝覚書〟のようなものを交わしておくという手もないではありませんが、果たしてそんなことをしてまでショーに参加する人がいるでしょうか。

それぞれの「責任」の範囲を明確化しておけば、万が一の事態が起きても無用な軋轢や対立を未然に避けるよう「ガイドライン」が必要であることを改めて強調しておきます。

それでもなお、Asia East Region Directorが作成しないということであれば、それなりの「責任」が生じるだろうことは疑う余地がないし、その際の「責任」の取り方について覚悟を決めておくべきだろうと私は思っています。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆小池都知事らと意見交換を行った西村経済再生担当大臣が会見を開き、「ガイドラインを守っていない店舗の利用を控えて欲しい」と求めました。

東京都が4日に確認した新たな感染者は131人で、3日連続で100人を超えました。このうち100人近くが20代と30代だとのこと。

東京都の小池百合子知事は4日、「他県への不要不急な移動は遠慮してほしい」と都民に対して呼び掛けました。

◆米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米国内で3日報告された新規感染者は約5万7500人となり、過去最多だった前日の約5万5200人を上回りました。

米国での1日当たりの新規感染者は3日連続の記録更新で、フロリダ州では約9500人の新規感染が報告され、同州のマイアミ市を含むマイアミデード郡では3日夜から夜間外出禁止令が発令されました。

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