リジョンショー「出陳拒否」裁判、東京高裁の期日延期
【東京高裁】2014年リジョンショー「出陳拒否」裁判の控訴審
TICAアジアディレクターを通算3期務めたAllbreed Judgeがオーナーのクラブにおける2014年10月のアジアリジョンショーの「出陳拒否」裁判(東京高等裁判所での控訴審)は、6月11日に第1回期日が入っていましたが、新型コロナ「パンデミック」の影響もあり、一旦、取り消しとなりました。
後日、改めて期日を調整することになります。(※私は原告/控訴人ではありません)
このクラブは2014年2月、4月、6月のショーでも「出陳拒否」をしていて、これらの「出陳拒否」に関しては東京高裁で和解が成立し、クラブオーナーと当時の代表、エントリークラークが「出陳拒否」したことを深謝するとした上で、クラブオーナーと当時の代表が解決金を支払いました。
2014年10月のアジアリジョンショーはこのクラブが主催するショーとしては4回目の「出陳拒否」になるもので、クラブオーナーらが和解に応じるのかどうか注目されます。
なお、この裁判で被告となっているエントリークラークは、2014年2月、4月、6月ショーの「出陳拒否」でのエントリークラークとは異なり、すでにこのクラブをやめて、別のクラブに移っています。
【東京地裁】「パワハラ」疑惑裁判も期日延期
TICAアジアディレクターを通算3期務めたAllbreed Judgeと、2011~2013年に1期だけAsia Region Directorを務めたAllbreed Judgeに対する「パワハラ」疑惑訴訟の東京地裁の期日も4月15日に入っていましたが、「緊急事態宣言」の発令もあって取り消しになり、まだ次の期日は決まっていません。
「パワハラ」疑惑裁判はTICAアジアディレクターを通算3期務めたAllbreed Judgeが私に対して別の訴訟を提起しており、一緒に審理しています。
終盤に差し掛かっていますが、今回の新型コロナ「パンデミック」で当初の見通しより少なくとも2~3カ月は遅れることになりそうです。
【最高裁】元セクレタリークラブの最高裁審理も延期へ
2017~2019年にAsiaのDirectorを務めた元セクレタリーが主宰するクラブの2014年4月と11月ショーの「出陳拒否」を巡る裁判は、原告側が最高裁判所に上告していますが、これも新型コロナ「パンデミック」の影響で大幅な延期となっているようです。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆世界保健機関(WHO)の専門家は9日、初期症状が現れる時期に感染力が最も強いことが米独による研究の暫定結果で示されたと述べました。
◆オランダで毛皮用に飼育されているミンクから人に新型コロナウイルス感染が発生したことを受け、同国南部の農場で9日、ガスによるミンクの殺処分が行われたとのことです。食品品質省は、計35万匹以上が処分対象になると見積もっています。
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