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2020年6月26日 (金)

【重要】続・米フロリダ州TICAショーの動向に注視を!

【米テキサス州、経済再開を一旦停止】

米TICA本部のあるテキサス州は24日に1日の新規感染者が約6600人と過去最多を更新したことを受け、アボット州知事は25日、経済活動再開のプロセスを一旦停止すると発表しました。

【米フロリダ州、規制強化へ】

7月25~26日にRegional Showを計画しているフロリダ州では、州知事がトランプ大統領の熱烈な支援者として知られており、これまで感染者の増加は「検査が身近になったため」と主張してきましたが、20日の記者会見で発症者の増加を認め「規制の強化に努める」と発言しています。同州では今のところマスク着用も義務付けておらず、不安にかられる市民も多いとされています。

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【米フロリダ州ショー、Award Presentation中止】

米フロリダ州で7月25~26日に予定されている米Southeast(SE)Regionのリジョナルショーに動きがありました。

Asia East Region Director、ショー再開を目指す日本のクラブ/ショーコミッティーは「他山の石」として学ぶべきは学び、同ような轍を踏まないようにして頂ければと思います。

◆追加の前提事実

今回のSE Regional Showは「ショー」だけでなく、「Dinner」+「Award Presentation」が組み合わされていました。

フロリダ州政府保健省は50人以上のイベントは避け、十分な「社会的距離」が不可能な場合はマスクを着用するというガイドラインがあるとのこと

フロリダ州では経済再開の一環として、収容人数の50%であれば、様々な施設でビジネス活動をできるというガイドラインもあるとのことている。

◆SE Region Directorの判断

SE Region Directorは「Award Presentation」をキャンセルすることを決めました。

判断に当たって、SE Region Directorは1つの判断基準を示しています。

それは国・自治体等の羈束や規制、ガイドライン、要請等において、相矛盾化するかのような2つの基準がある場合には厳しい方に沿って判断するということです。

この考え方は、参加者全員の「安全・安心」を最優先する上で重要であり、Asia East Region Director、主催クラブ/ショーコミッティーは同じように判断することが求められるでしょう。

Showを開きたいがために緩い方の基準に沿って開催することは愚の骨頂であり、それだけはあってはなりません。

◆Asia East RegionとSE Regionの違い

日本では「Award Party」と「Regional Show」は別々の日程で行われ、いずれもAsia East Region Directorとその出身クラブが中心になって開催を支えますが、SE Regionは違います。

「Award Presentation」はキャンセルとなりましたが、「SE Regional Show」+「Dinner」は主催クラブによって行われるとしています。

ただ、現状の感染再拡大傾向において、本当に「SE Regional Show」+「Dinner」をそのまま開催していいのかどうか疑問が残ります。

この「疑問」を誤解してもらうと困りますが、私は「開くべきではない」という意味で「疑問」が残ると言っているのではなく、開くべきか、中止/延期すべきかの議論がエビデンス(証拠)に基づき、合理的な判断のもとで議論された経緯が確認できない点で「疑問」が残るのです。

今回、SE Region DirectorもSE Regional Show + Dinnerには賛成しているようですが、Show開催にあたってどのような感染防止策を講じるのか、それが最大の配慮をしたものであるかどうか、いまひとつはっきりしません。

◆Region Directorと主催クラブの状況判断が異なる場合

今回のフロリダ州でのRegional Showを巡っては、今のところ顕在化していませんが、今後も変わらないとは限りません。

感染再拡大が、大きな「第2波」による感染爆発となり死者が急増すれば、「SE Regional Show」+「Dinner」を中止/延期にせざるを得ない事態も想定されます。

その時、Region Directorと主催クラブの状況判断が異なる場合、どうなるかということです。

これはAsia East Regionでも往々にして起こり得ますし、単にAsia East Region Directorと主催クラブ/ショーコミッティーだけの問題でないことも確かでしょう。

不必要な混乱、軋轢を未然に防ぐ意味でも、Asia East Regionとしてのショー再開に向けた「ガイドライン」を作成しておく必要があるはずですが、Asia East Region Directorはその必要性を全く感じていないようです。

もちろん、主催クラブ/ショーコミッティーがどのような杜撰な判断をし、どのようないい加減な感染防止策を講じようと、一連託生で責任を取るというやり方もないわけではありませんが、私はそれでは参加者全員の「安全・安心」は担保できないと思っています。

※ベンガルのCharcoal(上級者編)は休みました。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆米国東部にあるニューヨーク、ニュージャージー、コネティカット3州は24日、米国内で感染者が一定数を超えた州からの訪問者に14日間の自主隔離を要請すると発表しました。

対象は7日移動平均で新規感染者数が人口10万人あたり10人を超えるか、陽性率が10%以上の州からの来訪者。米東部時間25日午前0時(日本時間同日午後1時)から実施。直近ではフロリダ、テキサス、アリゾナなど9州が該当するとのこと。

◆米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は25日、米国の総人口の推定5~8%が感染したとの見方を示したとのことです。

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