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2020年6月18日 (木)

5/24韓国ショーに学ぶこと/改善すること

【「With コロナ」時代の新しいショーの様式】

本来であれば、Asia East Region Directorが日本の各クラブに対し、5月24日の韓国のショーに関連して何を参考とし、何を今後の課題として考えるべきかなどを連絡するのが本来のあり方だと思いますが、仕方ないのでTICAメンバーのみなさんに配信された「TICA Science Newsletter - Volume 8 - June 2020」をもとに、「With コロナ」時代のTICAショーのあり方を考えたいと思います。

「TICA Science Newsletter」で取り上げられたのは以下の8項目です。

見学者の入場は禁止されており、ショースタッフとエントリーした出陳者だけがショー会場への入場を許可された。

ショー会場に入るすべての人の検温を実施しました。

ショー会場に入ったすべての人の名前、携帯電話番号、体温、住所などが記録されたリストを作成し、2週間保存しました。

ソーシャルディスタンス(社会的な距離)に鑑み、エントリーリミットを40匹としました。(ショーホールの広さは20m X 15m)

猫1匹当たり最大2人とし、1人だけがテーブルに座ることとしました(テーブルの長さは1.8m)

Judgeを含め、ショー会場に入るすべての人がフェイスマスクを着用するよう求めました。飲食の場合だけ例外としました。

一度に最多6匹の猫を審査することとし、オーナー(最多6人)だけがリング前で審査を見られるようにしました。他のすべての人はライブストリームで審査を見るようにしました。

ショー開催後、2週間以内に新型コロナの検査で陽性となった人はクラブに通知することを求めました。

【日本と韓国の違いを踏まえどう改善する?】

①~③と⑥は日本においても同じだろうと思いますが、日本では国や自治体からの要請がかなり詳細にありますから、それに沿った対応も必要になるかと思います。

【ショー当日までに何をすべきか】

まず①~③の前の段階において、主催クラブ/ショーコミッティーは「フライヤー」とは別に様々な注意事項や確認事項を記した配布物を用意することが望まれます。(※場合によっては署名して提出してもらう必要もあるかもしれません)

同時に主催クラブ/ショーコミッティーはJudgeとよく相談し、審査手法(⑦を含む)について、例えば手袋をするかどうかなども決め、予め出陳者に知らせておかねばならないでしょう。

このブログでは何度も取り上げていますが、ショー開催日直前になって、急に感染状況が変わった場合にどのような対応を取るのかも予め決めておき、Judge、クラーク、出陳者に知らせておく必要があります。

【ショー当日にどうするか】

ショー当日も①~③の前に、それなりの時間を割いて会場内を消毒する必要があり、何をどこまでどのように消毒するか決めておかねばなりません。

①~③の段階では受付のあり方や方法が問題になります。

入場と受付において、いかに「3密」を避け、「人との距離」を維持するかの工夫が欠かせないと言えます。

④と⑤は一体として考えることになりそうです。

全業界・業種の「ガイドライン」に倣えば、できれば2m、少なくとも1mの距離を保つことが求められており、日本においても出陳者のベンチングに際してはできれば2m、少なくとも1mの距離を空けることになるでしょう。

前後も同様の距離が必要になりますから、出陳者のベンチングは向かい合わせではなく、同じ方向を向いてテーブルとテーブルの間隔を従来より広げることになりそうです。

そのベンチングによってエントリーのリミット数が決まって決まることになります。

もしかすると日本だけかもしれませんが、日本では「換気」が強く求められています。

窓にメッシュパネルを付けて開け放っておくか、空調を入れて窓を閉め切る場合には15~30分に一度、審査を止めて全ての窓を開け放して換気をするかなど対策が求められます。

当然、これは窓があるショー会場の場合であって、大田区産業プラザPiOだと換気の面でかなり難があると言うことになりそうです。

特にエアコンだけでは、万が一、ウイルスが室内に持ち込まれた場合、拡散させてしまうからです。

⑦も主催クラブ/ショーコミッティーにおいて工夫を凝らす必要があり、日本の場合、いかに「3密」を避け「人との距離」を維持するかの工夫が欠かせません。

ストリーミング配信が可能なら韓国と同じやり方を取れますが、難しいとなると別の方法を考えなければなりません。

【ショー開催後はどうすべきか】

日本と韓国では検査体制が大きく異なり、すぐにPCR検査を受けられるとは限りません。

ですから、③とも関係してきますが、参加者全員の情報は2週間と言わず、1カ月ぐらいは保存し、国谷自治体、保健所からの要請があった場合はすぐに提出できるようにしておく必要があるでしょう。

一連の感染防止対策の責任者を決めておくことも必要になるかもしれません。

いずれにしても、参加者全員の「安全・安心」をいかに確保するか、そして万が一の場合が起きた際でも、「そこまで対策を講じていれば致し方ないのでは…」と思われるぐらいにしておかなければならないでしょう。

万が一、「クラスター」を発生させたとなれば、それこそ重箱の隅をつつくようなことでさえ、「感染防止策が杜撰でいい加減だった」と言われかねません。

他のクラブに迷惑をかけない、他の愛猫団体に迷惑をかけない、猫界(あるいはキャットショー業界)の信用と評判を守るためにも、念には念を入れた感染防止策を講じる必要があります。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆世界保健機関(WHO)は17日、新型コロナウイルス感染症の治療に効果があるかどうかを調べる臨床試験(治験)で、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」を今後は使用しないと発表しました。入院患者に投与しても死亡率が下がらなかったためとしています。

抗マラリア薬を巡っては、米食品医薬品局(FDA)も15日、死亡率の低下や早期回復につながる証拠は得られなかったとして、新型コロナ治療に使えるよう出していた緊急使用許可を撤回していました。

◆英オックスフォード大の研究者らによると、安価で入手しやすいステロイド薬「デキサメタゾン」に重症患者の死亡率を低下させる効果があることが分かったそうです。ただ、呼吸機能に問題のない患者には投薬効果がなかったとのこと。

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