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2020年5月 5日 (火)

【新型コロナ特集㉘】「新しい生活様式」におけるキャットショー

【TICAの日本のショーについて】

◆6月6~7日に福岡で開催予定のショーが延期になりました。

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【「新しい生活様式」におけるキャットショー】

新型コロナウイルスの対策を検討する政府の専門家会議は、中長期にわたる対応を前提とした「新たな生活様式」の具体例を提言しました。

クラブ代表/ショーコミッティー、Judge、クラークが認識しておかねばならないポイントを解説します。

◆ポイント①・・・「日々の暮らしの感染対策」から

専門家会議が提言した「日々の暮らしの感染対策」からは次の4点が重要です。

・外出はマスクを着用する。遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
・人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける。
・会話をする際は可能な限り対面を避ける。
※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理を厳重にする。

「遊びにいくなら…」という前提はあるものの、キャットショーが「屋内」である点は常に念頭においておく必要があります。また、猫が逃げた場合も考え、窓を開け放って万全な換気をするのが難しい面もあります。

「人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける」となっていますから、ベンチングの際は「2m(最低1m)空ける」必要があるでしょう。

リング前で審査を見る時、ファイナル表彰の時は、「2m(最低1m)空ける」必要があり、クラブ代表/ショーコミッティー、Judge、クラークは注意を払う必要があります。

「会話をする際は可能な限り対面を避ける」とも提言していますから、マスクをしているとは言っても「不要不急」な会話は極力避けるようにしなければならないと言えます。

最後の※印の項目は判断がなかなか難しいでしょう。

クラブ代表/ショーコミッティーとしては、「高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い」Judge/クラーク、クラブ員には依頼しないという配慮が欠かせないでしょうし、出陳者や見学者についても同様です。

とりかえしのつかないような万が一の事態が起きた場合、クラブ/ショーコミッティーでは責任が取れないことをしっかり理解しておく必要があります。(※「自己責任」論がどこまで通用するか分かりません)

◆ポイント②・・・「移動に関する感染対策」から

専門家会議が提言した「移動に関する感染対策」からは次の2点が重要です。

・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
・帰省や旅行はひかえめに。出張はやむを得ない場合に。 

東京都内でショーを開催する場合、「感染が流行している地域への移動は控える」となっていますから、地方や周辺県から参加することは「控える」ということになります。

13の「特定警戒都道府県」以外の県で開催する場合、東京は「感染が流行している地域」ですから、東京都から参加することは「控える」ということになります。

猫界では遠方のキャットショーに参加する場合、「遠征」と称しているわけですが、これをある種の「旅行」と解釈すれば「ひかえめに」する必要があることを理解しておかねばなりません。

◆ポイント③・・・「業種ごとの感染拡大予防ガイドラインに関する留意点」から

専門家会議は、業種ごとに「感染拡大予防ガイドライン」を作成することを求めています。

これを踏まえるなら、TICA Asia East Regionにおける「感染拡大予防ガイドライン」を作成する必要が出てきます。

Asia East Region Directorは「提言」に記載された以下の3点に留意して作成することになります。

○今後、感染拡大の予防と社会経済活動の両立を図っていくに当たっては、特に事業者において提供するサービスの場面ごとに具体的な感染予防を検討し、実践することが必要になる。

○ 社会にはさまざまな業種等が存在し、感染リスクはそれぞれ異なることから、業界団体等が主体となり、また、同業種だけでなく他業種の好事例等の共有なども含め、業種ごとに感染拡大を予防するガイドライン等を作成し、業界をあげてこれを普及し、現場において、創意工夫しながら実践していただくことが強く求められる。

○ ここでは、各業種のガイドライン等の作成に当たって求められる基本的な考え方や留意点の例をまとめた。また、実際にガイドライン等を作成するに当たっては、適宜、感染管理にノウハウのある医療従事者などに監修を求めることにより、効果的な対策を行うことが期待される。

◆ポイント④・・・「リスク評価とリスクに応じた対応」から

催クラブ代表/ショーコミッティー(特にショーマネージャー)は以下の点に留意しなければなりません。

○事業者においては、まずは提供しているサービスの内容に応じて、新型コロナウイルス感染症の主な感染経路である接触感染と飛沫感染のそれぞれについて、従業員や顧客等の動線や接触等を考慮したリスク評価を行い、そのリスクに応じた対策を検討する。
 ・接触感染のリスク評価としては、他者と共有する物品やドアノブなど手が触れる場所と頻度を特定する。高頻度接触部位(テーブル、椅子の背もたれ、ドアノブ、電気のスイッチ、電話、キーボード、タブレット、タッチパネル、レジ、蛇口、手
すり・つり革、エレベーターのボタンなど)には特に注意する。
 ・飛沫感染のリスク評価としては、換気の状況を考慮しつつ、人と人との距離がどの程度維持できるかや、施設内で大声などを出す場がどこにあるかなどを評価する。

◆ポイント⑤・・・「各業種に共通する留意点」から

ショーを開催(再開)するに当たってはこの「留意点」をクリアしておく必要があり、主催クラブ代表/ショーコミッティー(特にショーマネージャー)はしっかりチェックする必要があります。

(共通事項)
・ 感染防止のための入場者の整理(密にならないように対応。発熱またはその他の感冒様症状を呈している者の入場制限を含む)
・ 入口及び施設内の手指の消毒設備の設置
・ マスクの着用(従業員及び入場者に対する周知)
・ 対人距離の確保(できるだけ2mを目安に)
・ 施設の換気(2つの窓を同時に開けるなどの対応も考えられる)
・ 施設の消毒

(症状のある方の入場制限)
・ 新型コロナウイルスに関しては、発症していない人からの感染もあると考えられるが、発熱や軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある人は入場しないように呼びかけることは、施設内などにおける感染対策としては最も優先すべき対策である。また、状況によっては、発熱者を体温計などで特定し入場を制限することも考えられる。

(休憩スペース)※感染リスクが比較的高いと考えられるため留意する
・ 一度に休憩する人数を減らし、対面で食事や会話をしないようにする。
・ 休憩スペースは、常時換気することに努める。
・ 共有する物品(テーブル、いす等)は、定期的に消毒する。
・ 従業員が使用する際は、入退室の前後に手洗いをする。

(ゴミの廃棄)
・ 鼻水、唾液などが付いたごみは、ビニール袋に入れて密閉して縛る。
・ ゴミを回収する人は、マスクや手袋を着用する。
・ マスクや手袋を脱いだ後は、必ず石鹸と流水で手を洗う。

(清掃・消毒)
・ 市販されている界面活性剤含有の洗浄剤や漂白剤を用いて清掃する。通常の清掃後に、不特定多数が触れる環境表面を、始業前、始業後に清拭消毒することが重要である。手が触れることがない床や壁は、通常の清掃で良い。

(重症化リスク対応)
・ 高齢者や持病のある方については、感染した場合の重症化リスクが高いことから、
サービス提供側においても、より慎重で徹底した対応を検討する。

(対応強化への備え)
・ 地域の生活圏において、地域での感染拡大の可能性が報告された場合の対応について検討をしておく。感染拡大リスクが残る場合には、対応を強化することが必要となる可能性がある。

◆専門家会議の「新しい生活様式」の実践例(9~11ページをご覧ください)↓↓↓
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/senmonkakaigi/sidai_r020504.pdf

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆政府は「緊急事態宣言」の期限を6日から31日に延長することを決めました。14日をメドに専門家が地域ごとに中間分析し、可能なら緊急事態を解除する方針です。

◆政府は2週間後をメドに事業再開に向けた感染予防指針を策定する方針です。

◆日本相撲協会は、24日に初日を迎える予定だった大相撲夏場所の中止を決めました。

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