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2020年4月11日 (土)

(続)Asia East Regionの「TICA Virtual Cat Show」は?

【集会・展示場への休業要請について】

◆東京都は11日から、特保法に基づく「緊急事態措置」で【集会・展示場】施設に対する「休業要請」をします。

◆神奈川県も東京都の基準に合わせ、11日から「休業要請」をします。

◆埼玉県も東京都と歩調を合わせ、13日から「休業要請」をします。

◆千葉県は10日時点では「休業要請」に否定的な見解を示し、当面しない方針を明らかにしていましたが、11日午後、一部業種への「休業要請」を週明け以降する方針に転換することを明らかにしました。

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◆(続)「TICA Virtual Cat Show」について

きょう未明に送られてきた「TICA News Letter」でも告知されましたが、「TICA Virtual Cat Show」の開催概要に若干の変更があったようです。

①自分が所属するRegionにかかわらず、どのRegionのショーにもエントリーできます。

②TICAに登録しているかしていないかにかかわらず、エントリーできます。

③各Regionでの「TICA Virtual Cat Show」は4~5月に開催され、6月13~14日に「TICA International Virtual Cat Show」を開催する予定とのことです。

※TICAの正式なAward/Title Pointにはなりません。「Virtual Ribbon」が授与されます。

※このVirtual Showは各Regionにおける募金活動の一環となります。

さて、アイデアというか発想自体は否定しませんが、それを実際に行うに当たっては拙速感が否めません。

安倍首相の「布マスク」配布ではありませんが、思い付きで決めた感が拭えないのです。(※一方でスピード感のある判断は必要ですが…)

第一に、Boardでどのような議論があったのでしょうか

Board Meetingが開かれていないとしても(議案として提出されていないとしても)、Boardメンバーの間でどのような議論の末に開催が決まったのかを明らかにする必要があるでしょう。

きょう未明の「TICA News Letter」によると、「TICA Virtual Cat Show Committee」なるものが組織されたようですが、いつ、どのような経緯でできて、メンバーは誰なのか、Asia East Region Directorが入っているのか入っていないのかすら分かりません。

第二に、開催の前提となるルール体系が全く不明です

各Regionにおいて開催しなければならないものであるのか、Region Directorの判断で開催してもしなくてもいいものなのか。

Asia East Region Directorからは何の情報提供もなく、TICA会長あるいはBoard Memberと、Asia East Region Directorの間でどのようなやり取りがあったのかも分かりません。

各Regionのための募金活動という位置付けであるなら、開催しないRegionは募金活動をしないということになります。

Asia East Region Directorはこの点についてどのような見解を持ち、仮に開催しないなら、どのような理由と根拠において開催しない決断を下すのでしょうか。

第三に、画像に基づいてVirtualで審査すると言っても、画像が加工をされていないことを誰が確認するのでしょうか。

トリミングはいいとしても、明るさやコントラスト、鮮やかさの調整はどの程度、許されるのでしょうか。

今や手軽に画像を加工でき、ちょっと知識のある人なら「ディープフェイク(人工知能に基づく画像合成技術)」を使うことも可能でしょう。

もし、Asia East Regionで「TICA Virtual Cat Show」を開催するのであれば、Asia East Region Directorにはその辺のルールをしっかり作ることの必要性を予め指摘させて頂きます。

もちろん、Award/Title Pointとは無関係であり、単なる「余興」的な催しということであれば、画像の加工があっても構わないという考え方もあるかもしれません。

いずれにしても、TICAとして「TICA Virtual Cat Show」と銘打って開催するのであれば、しっかりした基準やルールを設けるべきであり、杜撰でいい加減なものを拙速に行ってはいけないと私は思っています。

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【注目ニュース】※随時更新しています。

◆AFPが10日にまとめた集計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は10万人を突破しました、そのうち7割近くが欧州での死者となっています。

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