【新型コロナ特集⑭】米TICA本部の業務進捗状況について
【米TICA本部の業務進捗状況】
米TICA本部における業務進捗状況は現在、3月10日の週の受け付け分を処理しているとのことです。
今後、TICAメンバーやクラブの更新手続きなどが増えると思いますので、それ以外の手続きは早め早めに申請して頂ければと思います。
※米TICA本部サイトの赤いマーカーを施した「緊急告知」の「click for more info」をクリックしても、3月24日にアップしたものが載っているだけで、それ以降、更新はされていません。
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米TICA本部がHPにおいて、テレワークにおける「業務進捗状況」を掲載したのはいいことだと思います。
ただ、問題はこれが頻繁に更新されるかということでしょう。
大きな意味で言えば、これもタイムリーディスクローズ(適時開示)のひとつであり、TICAメンバーの「知る権利」に応える大事なことです。
米国で、大統領選に立候補していないにもかかわらず、ニューヨーク州のクオモ知事の評価が高まり、人気が急上昇しているのも、会見を通じて日々、的確な情報をタイムリーディスクローズ(適時開示)しているからに他なりません。
それに比べて米TICA本部やTICA Asia East Regionはどうでしょうか。
組織のトップが積極的にタイムリーディスクローズ(適時開示)していると言えるでしょうか。
私には、そもそもタイムリーディスクローズ(適時開示)の必要性や重要性を認識していないとしか思えません。
TICAメンバーが何を望んでいるか、何を知りたいかに加え、TICAとして(あるいはTICAのRegionとして)メンバーに何を伝えなければならないかも重要であり、それを日々考えるのもリーダーの重要な資質と能力と言えるでしょう。
特に、こうした前例のない危機的状況のなかで最低限の情報を最小限に提供するだけでは「リーダー失格」であることを自覚すべきです。
リスクコミュニケーション(対話)についての認識を深めるとともに、スキルを身に付けてもらいたいと思います。
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【注目ニュース】※随時更新しています。
◆大阪府と福岡県は13日、14日から府内及び県内の幅広い業種を対象に「休業要請」するとそれぞれ発表しました。期間は5月6日までとしています。
◆北海道と札幌市は12日、自治体独自の「緊急共同宣言」を発表しました。
道内での独自の「緊急事態宣言」は2月28日に続いて2度目。札幌への不要不急の往来の自粛、接待を伴う飲食の自粛、14日から来月6日まで札幌市の小中学校や札幌と近隣の高校を対象にした一斉休校などが盛り込まれています。
◆米疾病対策センター(CDC)の12日の発表によると、米国内の感染者数は11日時点で52万5704人と、前日から3万3288人増加し、50万人を突破しました。
◆英国保健省の12日の発表によると、11日午後4時時点で英国内の病院で死亡した人は1万612人で、1万人を超えました。
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