TICAルールOnlineセミナー:「クラスTransfer」をあらゆる角度から考える⑧
今回の【サンプル事例】はショー当日夜に分かったという仮定ですが、これが何か月も後になって分かったという場合はどうなるでしょうか。
その後もショーに出す中で、エントリーフォームを書く際に、間違っていたことに後になって分かったというケースもあるでしょう。
そうなってくると、完全に出陳者個人の責任において訂正作業をすることになります。(※敢えて訂正しないという選択肢がないわけではありません)
ルールのおさらいになりますが、その際はStanding Rule 601.2.17 に基づいて進めます。
601.2.17 The cutoff date for scoring corrections from exhibitors is May 7th. Any corrections including corrections/additions/deletions of suffixes must be received from exhibitors in the Executive Office in writing by May 7th.
ただし、この規定は自身の猫の「scoring」に関わる訂正であって、「scoring」に関わらない訂正は関係ないと考えることも可能です。
とはいえ、後々になって誰かが見付けて大騒ぎになるよりも、間違いに気付いたら訂正しておくことが出陳者としての道義的な「義務」であり、リスクマネジメント的にも望まれるでしょう。
ここまで解説してきたように、成績次第では他の猫やTICAのRankingにも影響を与えかねないわけです。
どこかのクラブに所属しているなら、クラブの問題になりかねないとも言えませんので注意が必要と言えます。
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