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2020年2月23日 (日)

「新型肺炎」とショー中止/開催の判断基準を考える⑤

クルーズ船から下船した23人について健康観察期間中にウイルス検査をしていないミスがあり、加藤厚労相が「許されないミス」と述べるなど、政府の対応が後手後手に回っている印象は拭えないばかりか、杜撰でいい加減な対応に批判が高まっています。

「政府がこうなのだから、小さな趣味の世界が同じでも仕方ない…」と思ってもらっては困ります。

Region DirectorとRegion Officeはこうした時こそ、出陳者やクラブに寄り添い、出陳者やクラブの目線でできることを全てすべきであり、それが危機管理におけるリーダーシップというものだと思います。

それは決して難しいことではありません。

出陳者やクラブの判断を助ける情報を提供し、できるだけ判断の難しさの作業負担を極力減らしてあげることが第一歩です。

通常であればルールに抵触しそうなことでも、今回は緊急事態ということで抵触しないような弾力的かつ柔軟な運用ができるよう、TICA会長や副会長、Boardメンバーに働きかけ、その回答をRegionサイトを通じて公表することもひとつでしょう。

Region Directorとしての明確な判断やメッセージを打ち出すことが難しいなら、TICA会長に働きかけ、TICA会長のメッセージを出してもらい、それをアジアやRegionメンバーに伝えることもひとつでしょう。(※特定のクラブやショーを非難することだけに使うのではなく、こうした時に使うのが本来のTICA会長メッセージの使い方だと私は思っています)

現状、今回の件に関してはTICA Asia East Regionでは、全ての責任がクラブの判断、出陳者の判断に委ねられてしまっており、Region Directorの責任はあたかもないかのように映ります。

しかし、TICAのBy-Law 17.3 Duties of the Regional Directorsの17.3.1は、Region DirectorはRegionの代表としてRegion内のあらゆる問題について効率的な運営を担わねばならないと規定しているわけですから、今回の件でもその前面に立って責務を果たすべきでしょう。

少なくとも、TICA Asia East Region Directorとして、これまでの間、TICA会長や副会長に対しどのような働きかけをしてきたのか、TICAのBoardメンバーとどのような相談や協議をしてきたのか--。

Region Directorはリジョンの代表だけなく、TICAのBoardメンバーでもあるわけですから、Asia East Region Directorは今回の件に関するBoard内での議論を先導する役割を担って然るべきであるとも私は考えています。

たとえ現時点でTICA会長や副会長、Boardメンバーから最終的な回答や結果が得られていなくても、その相談や協議の経緯をRegionサイトを通じて示すことで、出陳者やクラブの判断を助け、負担を軽減することにつながるだろうと私は思います。

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キャットショーを中止するかしないかの判断材料とする上で、 私が重要と考える情報は以下の4つです。

◆米、日本への渡航警戒レベル1段階引き上げ(2/23 5:35配信 共同通信)
 【ワシントン共同】米国務省は22日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、4段階中最低の1だった日本への渡航警戒レベルを2の「注意を強化」に引き上げた。高齢者や持病のある人に、不要不急の渡航の延期検討を要請した。

 ※アクトの4月26日(日)のショーは全員海外から招く予定ですので、何らかの影響が出てくるものと思われます。

◆クルーズ船の検査で「陰性」下船の女性「陽性」確認(2/23 6:34配信テレ朝news)

 22日、栃木県で新型コロナウイルスの感染が確認された女性はクルーズ船の乗客で、検査で「陰性」だったため、帰宅していました。「陰性」で下船した後、「陽性」が確認されたのは国内で初めてです。

  栃木県によりますと、22日に感染が確認された60代の女性は夫婦でダイヤモンド・プリンセスに乗っていて、下船に必要な検査で「陰性」だったため、19日に夫婦で栃木県内の自宅に戻っていました。女性は21日の夜、38.7度の発熱があり、22日に県内の医療機関で受診したところ、肺炎が確認されて検査の結果、「陽性」と分かったということです。

◆クルーズ船で厚労省が検査ミス 23人、健康観察期間中の感染調べず 症状はなし (2/22 21:36 毎日新聞)
 加藤勝信厚生労働相は22日夜、記者会見を開き、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した23人について、今月5日以降の健康観察期間中にウイルス検査をしていないミスがあったことを明らかにした。加藤氏は「決めた基準でない形で下船しており、許されないミス」と述べ、対象者に再度、検査を実施する考えを示した。

◆WHO「封じ込め機会は狭まりつつある」(2/22 23:34配信TBS News)
 感染経路が不明なケースが増えていることを受け、WHOのテドロス事務局長は「感染拡大を封じ込める機会は狭まりつつある」と懸念を示しました。

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