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2020年2月27日 (木)

「新型肺炎」とショー中止/開催の判断基準を考える⑨

【TICA Asia East Regionのショー】
Regionサイトに掲載されていますが、3月15日(日)と22日(日)のショーが中止となりました。

【きょうの各紙朝刊1面の見出し】
日経:「イベント中止・出社禁止相次ぐ」
朝日:「首相、イベント2週間自粛要請」
毎日:「首相、行事2週間自粛要請」
読売:「軽症・無症状の人からも、感染たどれぬ経路」
産経:「政府、イベント2週間自粛要請」
東京:「新型肺炎、自粛広がる」

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上記の新聞各紙の見出しの中で、私が最も懸念しているのは読売新聞の見出しにもあったように、感染していても無症状・軽症の人がいるという事実です。(※このほか、検査で「陰性」であったとしても、その後「陽性」になるケースもあります)

また、退院後に再び「陽性」となるケースがあり、専門家からは「体内に抗体が十分に作られず、臓器などにウイルスが潜む『持続感染』が起き、再びウイルスが増えた可能性がある」との指摘もあります。

ショーを開催したとして、こうした人がショー会場に居た場合、クラブ/ショーコミッティーはリスク管理面で対応しようがありません。

万が一の場合に備えて最悪のケースを想定し、その後の事態も予見することが「リスク管理」のあり方とするなら、クラブ/ショーコミッティーは次の3点を考えておく必要があるでしょう。

①ショー参加者がその直後(あるいはすこし間を置いて)、体調を崩し、検査で「陽性」であったことが分かった場合、クラブ/ショーコミッティーはどのような対応をすべきか。

②現時点で、上記の新聞各紙の見出しにあるような状況においてショーを開催し、その結果、①のような事態を招いた場合、クラブ/ショーコミッティーとしてどのような責任の取り方があるか。(※世間からの批判に対してどのように対応するかも含まれます)

③政府専門家会議メンバーのインタビュー記事がネットで配信にされ、「まず我々がすべきことは、自分が感染しないかではなく、いかに人に感染させないかです」「クラスターの元を断つ努力を皆がしないと、なすすべがなくなります」と指摘していました。

クラブ/ショーコミッティーとして、このような世間(あるいは専門家)の「要請」をどのように受け止め、趣味の団体・組織ながらどのようにその責務を果たしていくか。

もちろん、ジャッジ、出陳者、参加者全員が防護服を着て、設営・撤収時には完全消毒することも理屈的には考えられますが、事実上、不可能でしょう。

キャットショーが「特定少数」あるいは「特定小・中規模」のイベントであり、「『不特定多数』が来場する大規模なイベントではない」という主張も、理屈的には主張として成立したとしても、良識と常識に照らし合わせて世間の理解を得られるとは思えません。

日経新聞の記事では「対象は全国的なスポーツ大会や文化行事としていたが、自粛の波は小規模な地域の催しや料理教室にまで及ぶ」と書いてありました。

東京都文京区で開催中の「ねこまつりat湯島」の実行委員会も「規模の判断がつかないが、やむをえない」と、29日に予定していた一部イベントを中止にしたとのことです。

マスク、咳エチケット、消毒、来場制限等の対策をどれだけ講じても万全ではなく、上記①~③のリスク軽減にはつながりません。

現状においてのマスク、咳エチケット、消毒、来場制限等の対策は、実効性上、「気休め」程度にしか過ぎないと思わざるを得ず、その点もクラブ/ショーコミッティーはしっかり押さえておく必要がありそうです。

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