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2020年2月19日 (水)

「新型肺炎」とショー中止/開催の判断基準を考える①

ますはキャットショーを中止するかしないかの判断材料となり得、かつ信頼をおくことができて重要であると私が考える最新情報は以下の3つです。

◆世界の動き◆
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は17日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎は「重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないとみられる」との見解を示したとのことです。

同氏によると、「中国が17日に感染者約4万4千人分の詳細なデータを提供した」とのことで、それによると「約8割が軽症で、約14%は肺炎や息切れが起きる重症に。約5%が呼吸困難や多臓器不全を起こし重体となり、致死率は約2%」だとしています。また「子どもが感染した例は比較的少ない」としています。

共同通信の報道だと、MERSの致死率が3割以上、SARSは約1割とされており、それに比べると「新型肺炎」の致死率(約2%)は低いということになるかと思います。

ただ、注意したいのは年代別で致死率が大きく違うという点です。

40代以下だと1%未満なのに対し、50代だと1.3%、60代だと3.6%になり、70代になると8%、80歳以上だと14.8%に跳ね上がります。

◆日本の動き◆
国土交通相は18日の記者会見で、バス、タクシーなどの交通事業者に対し、発熱など風邪の症状がある運転手や従業員は出勤させないよう要請(要請自体は17日付)したと明らかにしたそうです。

そうなると、交通機関の運行に影響が出て来ないとも限りません。

◆インフルエンザとの比較◆
日本におけるインフルエンザによる死者数は2016年の1463人から2017年は2569人、2018年は3325人と増加。2019年は1~9月で3000人を超えているとのことです。


一方、米国ではインフルエンザの流行が深刻化しており、最近の報道によると米疫病対策センター(CDC)の推計で2019年10月以降の今シーズンは今年2月1日までの死者が1万2000人に達したとされています。

巷では、こうした比較をもとに「インフルエンザに比べれば……」という人がいるようですが、「新型肺炎」はワクチンもなければ確立した治療薬・治療法もないという点を見落としてはならないでしょう。

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さて、「新型肺炎」が日本でも広がりを見せるなか、キャットクラブとしてもショーを中止すべきかどうか、開催予定のクラブは(その時期にもよりますが…)悩む段階に入ってきたかと思います。

判断をひとつ間違えれば大問題になるわけですから、本来であればTICA Asia East Regionとしての「方針」や「ガイドライン」のようなものがあって然るべきかとは思いますが、今になって策定しようにもその時間もなく(※迅速に動けばまだ間に合うとも思いますが…)、クラブ/ショーコミッティーごとの判断に委ねられるということになりそうです。

第一に重要なのは、クラブ/ショーコミッティーとして「新型肺炎」に対する(あるいは「新型肺炎」を巡る)正しい知識や情報を収集しておくという努力です。

なぜなら、どのような判断を下すにせよ、その根拠が問われるからです。(※噂や不確かな情報に基づいたいい加減な根拠、恣意的な根拠、自己都合の根拠等では後になって責任を厳しく問われかねません)

4月26日に開催を予定しているアクトとしてもアンテナを高く広く張り、根拠となり得る重要で正確な情報の収集に全力を挙げているところです。

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