本当の「それはもうすごい怖い人」とは…①
日本の「読解力」、過去最低--。
きょうの朝刊各紙にはこんな感じの見出しが躍っていたかと思います。
世界79カ国・地域の15歳約60万人を対象にOECDが実施した「学習到達度調査」によると、日本は前回15年調査の8位から15位に大きく後退したそうです。
小さな趣味の世界に於いても、私が何度も指摘してきたように「読み解く力」はとても重要ですが、若い世代にあってこうした現実を突き付けられると愕然としてしまいます。
「スタンダード」を理解し正しく解釈するには「読解力」が欠かせませんし、「ルール」を理解し正しく解釈するにも「読解力」が欠かせません。
2013年4月29日のアクトショーを巡る「評価」の問題も、「出陳拒否」の問題も、そしてこのアクトのブログを巡る事柄も、すべては見た側、読んだ側、受け止め側の「読解力」の無さに起因しているといわざるを得ません。
「読解力」は一朝一夕には身に付きませんが、それでも日々しっかり勉強していれば、多少「読解力」に欠けていたとしても、誤った理解や解釈を修正することは可能ですが、自らにみっちりと学ぶことを課さないとあっては話になりません。
ある新聞によると、日本の生徒は「情報が正しいかどうかを評価する問題も苦手」であり、「根拠を示して自分の考えを説明する問題も低迷した」そうです。
「読解力」の無い人こそ、本当の「それはもうすごい怖い人」と思わずにはいられません。
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