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2019年11月28日 (木)

【NEWS】TICA、COO(最高執行責任者)職を新設へ

TICAがCOO(Chief Operating Officer=最高執行責任者)/Executive Directorを新設するとのことです。

現状、TICAに於いては、会長がいてCEO(最高経営責任者)の肩書も持つ体制になっていますが、新たにその下にCOO兼Executive Directorを置くことになるようです。

現体制では、Vickie Fisher氏がCEOとCOOの役割を兼任しているようなものであり、これをCEOとCOOに分担することになります。

ガバナンスに余り馴染みのないメンバーのために解説を加えると、CEOはTICAに運営方針の決定に責任を負い、COOは決定された運営方針の業務執行に責任を負うことになります。

新体制への移行により、Vickie Fisher氏はTICAの運営方針や事業方針の決定に専念できるようになります。

また、現在の各RegionのDirectorはBoard memberでもあり、一般的な企業でいうと「取締役」に当たりますが、Executive Directorはその上の肩書となり、日本的にいうと「常務取締役」のようなイメージになります。

さて、以下はアクトクラブ員の受け売りになってきますが、日本人がTICAのガバナンスを理解するのはなかなか難しそうです。

というのも、一般的な企業では、

 Chairman(会長)兼CEO

 President(社長)兼COO

 Senior Executive Director(専務取締役)

 Executive Director(常務取締役)

 Director(取締役)

となっていますが、現状のTICAの体制にCOOが加わると

 President 兼 CEO

 Executive Director 兼 COO

 Vise President

 Director(取締役)

のようになるからです。

企業によっては、President(社長)兼CEOの体制を取るケースもあり、その場合にCOOを置くとVice President(副社長)兼COOとなるようですが、そうなるとTICAの場合、Vice Presidentが既にいるので、TICAのVice Presidentは副会長的な役割になるのかもしれません。

いずれにしても、TICAがガバナンスの強化・改革に動いていることは確かなようですから、各RegionのDirectorはガバナンスに関するしっかりした知識も持ち合わせていないと強化・改革の流れに付いていけないでしょう。

※「あらゆる『差別』なきRegion運営に向けて」は休みました。

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