「ラグビーW杯」にあなたは何を学びましたか?(下)
今回のラグビーW杯は良いことづくめというわけでもありませんでした。
最後の最後に飛び出してきたのが、表彰式で起きたイングランドの選手による銀メダル拒否でした。
銀メダルを首にかけられることを拒否した選手のほか、授与された直後に銀メダルを首から外す選手が続出するなどラグビー発祥の“紳士の国”の選手が見せた“紳士的でない態度”を海外メディアも一斉に報じたということです。
これには、Jリーグの初代チェアマンや日本サッカー協会会長などを歴任した川淵三郎氏も黙っていられなかったのか、「GOOD LOSERのとるべき態度ではない」と指摘したそうですが、猫界に於いても思い起こすのは6年前の出来事です。
年度末の土壇場で逆転されてベストBGを逃したオーナーが「プロテスト」した挙句、それが棄却されて「No Action」になるや否や、今度は争いの場を私的なメーリングリストに変えて指弾し始めたのでした。(※「TICA公式メーリングリスト」なるものがあるというウソを吹聴する人もいるようですが、そうしたものはありません)
それだけでは飽き足らず、「YEAR BOOK(年鑑)」に「自分のBGこそベスト」みたいな1ページ広告まで掲載し、当時の会長も「スポーツマンシップの持つ意味を忘れてしまったのか」と窘め、「“誇り高き敗者”であるべきである」と苦言を呈しました。
当時の会長は「gracious losers」という言葉を使いましたが、これは川淵氏が投稿した「GOOD LOSER」をさらに強調したものと言えます。
「スポーツマンシップ」の精神に則るなら許されるのはルールに基づいた「プロテスト」、あるいはその後の司法判断を仰ぐところまでであって、SNSを使った“場外乱闘”やカネに物を言わせるような広告キャンペーンは「劣悪なスポーツマンシップ」として糾弾されても仕方ないでしょう。
昨日もお伝えした「規律(ルール)」を守ること、それと悔しいのは分かりますが「gracious losers」や「GOOD LOSER」のとるべき態度から外れないこと--は、どんなに小さな趣味の世界でもおろそかにしてはならないと、私は考えています。
そしてこの2つは、TICA Asia East Directorに於いても欠かせない資質であり、そうした点を体現できる人でなければならないと私は思っています。
※「TICA Asia East Region Director選挙:『長期Vision』を示す重要性」は休みました。
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