前セクレタリーが「和解」拒否!「出陳拒否」裁判控訴審は判決へ
前セクレタリー(現Asia East Region Director)が主宰するクラブにおける2回の「出陳拒否」(2014年4月ショーと11月ショー)を巡る裁判の東京高等裁判所における控訴審の第1回期日が昨日、東京高裁822号法廷で開かれました。※被控訴人(被告)側からは前セクレタリーだけが出廷し、エントリークラークは出廷しませんでした。
証拠調べ等の後、裁判長から「和解」勧試があり、場所を822号法廷から高裁16階の第2民事部の準備手続室に移して「和解」協議が行われました。
控訴人(原告)側は、前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける高裁での「和解調書」、さらについ先日成立した第3のクラブ(既に閉会)における「和解調書」を証拠として提出しており、これらの枠組みに準じた「和解」を提案し、早期解決に向け努力しましたが、前セクレタリーは「和解」を拒否しました。
高裁16階の第2民事部準備手続室での「和解」協議は、控訴人(原告)側と被控訴人(被告)側が交代で入って裁判官と話すわけですが、前セクレタリーは待合室から出ようとする控訴人(原告)側に対してすれ違いざまに「和解なんて応じるわけないだろ!」と”捨て台詞”を吐くという一幕もありました。
控訴人(原告)側としては、前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける高裁での「和解」における「深謝する」+「解決金」、あるいは第3のクラブの東京地裁の「和解」における「不相当であったことを認める」+「解決金」で収めようと思っていましたが、前セクレタリーからは対案や修正案が出されることもありませんでした。
第3のクラブの「出陳拒否」裁判の「和解」では、今後の友好な関係を築くための譲歩の精神を謳った項目を入れるなど、早期解決に向けた流れが出来ていただけに、今回の前セクレタリーによる頑なな「和解」拒否の姿勢はせっかくの融和ムードに水を差すようで残念に思います。
年内で3年の任期を終えるとは言え、現Asia East RegionのDirectorであるわけですから、早期解決に向け率先して「和解」ムードをもり立てても良かったのではないかとも思いました。
控訴審は第1回期日で結審し、判決は11月7日(木)に言い渡されます。
※「第3のクラブ『出陳拒否』裁判、『和解』内容のポイント」は休みました。
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