続・キャッツ「IW」、1人のJudgeから5リング分までを考える①
Asia East Region特有の問題が浮き彫りになっていることもあり、2日まで連載してきた改正案の続きを考えてみたいと思います。(※この改正案は先のTICA Annual Board Meetingfで否決されています)
2018-19年度におけるAsia East RegionのCatsのトップ5の猫のAward PointをJudge別に調べてみました。
※トップ5の猫それぞれの上位50リング分を足し合わせた合計250リングのJudge別リング数は以下のとおりになります。
A Judge・・・31リング分
B Judge・・・30リング分
C Judge・・・29リング分
D Judge・・・26リング分
E Judge・・・21リング分
F Judge・・・20リング分
G Judge・・・15リング分
H Judge・・・11リング分
I Judge・・・11リング分
J Judge・・・11リング分
K Judge・・・10リング分
L Judge・・・ 5リング分
M Judge・・・ 4リング分
N Judge・・・ 4リング分
こうして並べてみると、いくつかのことが見て取れます。(※猫種はMC、PS、BS、BS、NFであり、長毛3種、短毛1種)
トップ5の猫は、A~F Judgeの6人の高得点に支えられているということ。
特にA~C Judgeの3人の高得点によって支えられていること。
一方で、Judge別リング数には大きな差があり、Judgeの審査回数とも密接な関連があると推測されること。
ここで重要なのは、1頭の猫についての統計ではにということです。(1頭だけについてなら、単純に評価が分かれることもあり得ますが、異なる猫種で、しかもトップ5についての統計なので、単純に評価が分かれることだけではないと考えられます)
※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。
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