【重要】TICAルール改正案⑦ショーの週末のSNSへの投稿禁止(2)
昨日の続きで言えば、ジャッジの間から必ず出てくる意見があります。
それは、出陳者によるSNSへの投稿によってジャッジが影響を受けると思っているのですか!というお叱りです。
確かに、影響を受けるか受けないか、もっと切り込んで言えば、SNSを不正に利用するかしないかは、それぞれの出陳者とジャッジ個人の善悪の判断や資質に委ねられており、規制の是非を考える上での判断材料になるかもしれません。
しかし、私はそれだけではないと思っています。
もっと広い立場と見地、視点において、TICAのキャトショーがどういうものであるかということです。
大切なのは公平で公正であるかどうかであり、そのための努力をしているかであり、公平で公正なショーであることを広くアピールしているかということだと思います。
その意味で、「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」的なルールはあってもいいと思いますし、場面によっては必要だと思っています。
出陳者とジャッジの全ての言動を性善説に則って考えれば、必要ないルールでしょうし、逆に性悪説で考えれば必要不可欠ということになるかもしれません。
TICAのBoardにおいて、ジャッジ目線だけで判断するか、一般出陳者の目線で考えるかどうか、あるいはキャットショー業界全体を視野に入れて検討を加えるのかどうか、議論の行方には関心があります。
※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。
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