【重要】TICAルール改正案⑨(1)キャッツ「IW」、1人のJudgeから5リング分まで
この改正案が通ると、Asia East Regionに激震が走りそうです。
Championship Cats クラスの「IW」のAward Pointの積算に関し、Point上位50リング分に入れられるのは、1人のJudgeからPointの高い5リング分までとする、というものです。
具体例で説明した方が早いかと思いますが、例えば50リング分の中に、AというJudgeから10リング分の高いPointを獲得していた場合、Pointの高い5リング分までしか含めることができないようにするという改正案です。
では、同じJudgeからのPointで除かれてしまう5リング分の穴埋めはどうするかというと、51リング目から充当するということになりますが、もちろんその際もAというJudgeからのPointは含めることはできません。
欧米はJudgeが多く、欧米の行き来もそれなりにあるので、多くのJudgeの審査を受けられますが、日本の場合は日本人Judgeの数が限られており、毎週末のショーのJudgeの顔触れも似たり寄ったりですから、「IW」を取るような猫になると、50リング分の中に同じJudgeから5リング分以上のPointが含まれるケースは往々にしてあります。
したがって、この改正案が通ると、総じてAsia East Regionの猫は不利になるおそれが出てきそうです。
※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。
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