【重要】TICAルール改正案⑥ファイナル表彰の平等性について(3)
昨日の続きですが、ただし、1点だけ付け加えておきたい論点があります。
それは、エントリー数が増える効果があるかないか(あったかなかったか)の判断を、この早いタイミングでしていいかという問題です。
「もう少し中長期的に様子を見てから判断すべきでは?」という意見があっても、それが合理的ではないとは言い切れません。
もしかすると、一般出陳者への周知が足りず、周知が広がるとともにHHPやアルタークラスでのエントリー数が緩やかながらでも増える可能性がないとも言えないからです。
Anuual Board Meetingでそうした議論が交わされるかどうか分かりませんが、やはり検討はすべきでしょう。
私はこの改正案を巡ってはかつて、何年後かに見直す条項を加えた「時限立法」にすべきであると提言したわけですが、せっかくの再びの機会ですから、この際、見直し条項を付けてはどうでしょうか。
そうすれば、改めて誰かが改正案を提案しなくても、何年か後には自動的に見直すべきかどうかを話し合うことになります。
エントリー数が多少、増減してもそれは特別な要因による一時的なものかもしれませんし、誤差の範囲の増減かもしれません。
Board Memberにおいては、長期トレンドを解析する統計学の知識も必要になることは言うまでもありません。
※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。
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