【重要】TICAルール改正案⑧審査ケージを置くテーブルの高さ
審査ケージを置く高さについては、これまで「Whenever possible(いつでも可能な限り)」という言葉が付いていたので、あまり気にしていないクラブが多いかと思いますが、これをきっちり決めようという改正案が出ています。
209.4.3 Cages. Cages in judging rings must be placed on tables or other solid support. Collapsible trestles are not acceptable.
209.4.3.1 Whenever possible, the The tables on which the judging cages are placed shall have leg extenders to raise the height of the tables to between 34 and 38 inches (89 and 97 centimeters) from the floor.
「Whenever possible」を削除するとなると、きっちり89~97cmの範囲にしなければならず、それ以外はルール違反と言うことになります。
提案者は、「Whenever possible」が付いているにもかかわらず、これを無視しているクラブが多いという認識のようですが、果たしてどうでしょうか。
日本の場合で言えば、会場の付帯設備として、テーブルの高さは既に決まっており、意図的に無視しているわけではなく、どうしようもないといった感じではないでしょうか。
Rules Committeeメンバーのひとりが代替案として以下を提案していましたが、現実問題としてルールとして明確に定めるのは無理がありそうです。
“Ideally, the tables on which the judging cages are placed shall be between 34 and 38 inches (89 and 97 centimeters) from the floor. If suitable, leg extenders may be used to achieve this.”
※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。
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