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2019年7月11日 (木)

TICAクラーク更新テストについて考える②

これまでのTestで、Section 1の質問はTICAのルール(主にShow Rules)に関するものでした。

確かに、一部のメンバーに於いて「難しい」「解きにくい」「そもそも英語での質問の意味が理解できない」といった声もありました。

しかし、Section 1を通じて、クラークは少なくとも1年に1回はTICAのルールを学ぶ機会を得てきたはずです。

今回だけなのかどうか分かりませんが、Section 1の問題数が20問から1問に大幅に削減されたことで、多くのクラークがShow Rulesを紐解くことがなくなるのではないでしょうか。

それが何を意味するかは明らかでしょう。

TICAのRuleに疎いクラークが増えることで、ルール無視(意図的かどうかは別にして…)のショーが増えることにつながりかねません。

メカニカルの能力とTICAのRuleの知識は、クラークにおける”車の両輪”のようなもので、どちらが劣っても有能なクラークとは言えませんし、その能力も発揮できないでしょう。

Section 1の問題数を大幅に削減することは、クラークがTICAのRuleを自ら紐解き、理解し、解釈し、考え、判断するという機会を減らすことにつながるだけに、私は憂慮を隠しきれません。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

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