新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉖
原告側代理人:「この(2014年)4月ショーの(出陳)拒絶については、○○さん(アクトクラブ員)にも屋和田さんにも拒絶の理由を説明していないですね」
前セクレタリー:「いません」
原告側代理人:「なぜ説明しないんですか?」
前セクレタリー:「逆になぜ説明する必要があるんでしょう?」
前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、「出陳拒絶」の理由を説明する必要はないと主張しました。
確かにTICAのShow Rule 23.6には、「出陳拒否」する場合、「ショーコミッティーは『拒否』の理由を説明しなければならない」とは書いてありません。
そうすると問題は次のように言い換えられるでしょう。
ルールに書いていないことなら、何をしてもいいのでしょうか? それともルールに書いていなくてもすべきことはあるのでしょうか?
そして、この問題は立場や役職によって変わってくるはずです。
TICAのボードメンバーとしてどうか? TICA公認クラブの代表としてどうか? TICAのジャッジとしてどうか? TICAの一般メンバーとしてどうか?--などです。
前セクレタリーは「逆になぜ説明する必要があるんでしょう?」と法廷で証言しましたが、私にはどの立場がそう言わせているのか全く理解できず、ただただ不思議に思いました。
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