TICA Asia East Regionも「民主主義の靴磨きのときだ」!
毀誉褒貶の激しい朝日新聞であり、我が家も購読はしていませんが、それでも14日(日)朝刊に載った「日曜に想う」というコラムは印象に残りました。
編集委員の手による定期コラムのようですが、タイトルは「民主主義の『靴磨き』のときだ」--。
「大正から昭和の川柳人だった前田雀郎に〈磨く他ない一足の靴である〉という一句がある」と紹介し、「一足の靴とは作者自身であって、自分という靴を脱ぐことはできない。磨き続けて生きていくのだという覚悟として読めば、味わいはいっそう深い」と続けました。
筆者の謂わんとするところはその後のくだり…。
「国民にとっては、国の政治も、民意によって磨き続けるほかない一足の靴といえる。他国の政府に履きかえるわけにはいかない。汚れたら泥をぬぐい、傷んできたら革を張り替える。人を選び政党を選ぶ国政選挙は民主主義の靴磨きのときだ。良い靴を履けば、より多くの人が安心して遠くまで歩いていける」
「与党だけでなく野党もだが、私たちがいま目撃しているのは、政治家と政治の小児化に思われる。たるんだ人、うわついた人、思い上がった人を緊張感に漬け込んで国政にふさわしい成熟をもたらすのは、民意のまなざし以外にない」--。
TICA Asia East RegionもDirector選挙の年を迎えましたが、しっかりと民主主義の靴磨きをする時ではないでしょうか。
良いDirectorのもと、しっかりしたRegion Officeを発足させられれば、一部のメンバーだけが依怙贔屓されてEnjoyするのではなく、より多くのメンバー/出陳者がショーを楽しめることができるようになるというわけです。
今、TICA Asia East Regionで私たちが目撃しているのは緊張感を欠いたRegion運営であり、「成熟をもたらすのは、民意のまなざし以外にない」というのは小さな趣味の世界も同じだということを知る必要があるでしょう。
※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。
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