新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉙
原告側代理人:「この4月ショーの拒絶について、あなたはACCのブログが問題だというふうにおっしゃっていますけれども、ブログを書いているのは先ほどからの証言によると屋和田さんですね」
前セクレタリー:「違うと思います」
原告側代理人:「どう違うと思っているんですか?」
前セクレタリー:「アクトキャットクラブのブログというのは、アクトキャットクラブが発信しているものであって、屋和田さんが書こうが、○○さん(アクトクラブ員)が書こうが関係ないです。アクトキャットクラブの責任で書いているわけですから、それは○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ないことなんです。ですから、そういうふうな文言になりました」
このやり取りでの前セクレタリー(現Asia East Region Director)の証言も、私にとっては理解を超えています。
TICA公認クラブにおいて、今やブログを設けていないクラブの方が少ないかもしれませんが、前セクレタリーの主張は当て嵌まるのでしょうか…。
ブログとひとくちに言っても、クラブにおけるその位置付けや書き手、表現の手法は様々あるかと思います。
アクトについて言えば、猫界のメディアとして(特にTICAアジアにおけるメディア)としての役割を担わせて、私が書いているわけです。
それは私が「私」という言葉自体をブログの中で使っていることからも明らかなはずです。
しかし、前セクレタリーの主張はこうした世の中の良識や常識を逸脱しています。
「アクトキャットクラブのブログというのは、アクトキャットクラブが発信している」というところまでは理解できます。
新聞で言えば、「社説」は新聞社を代表した意見であり、その新聞社が発信しているということは間違いありません。
問題はその次です。
「屋和田さんが書こうが、○○さん(アクトクラブ員)が書こうが関係ない」「○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ないことなんです」と主張した部分です。
前セクレタリーのこの主張に沿えば、誰が書いたかはもはや関係なく、クラブの責任であるということになります。
ところが同時に前セクレタリーは、「○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ないことなんです」と言って、クラブの責任ではなく、「○○さん(アクトクラブ員)」の責任であるかのようにも主張しました。
前セクレタリーの証言には論理的な一貫性がなく、特にブログの責任の所在に関して全く分からないと言わざるを得ません。
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