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2019年7月

2019年7月31日 (水)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊵

原告側代理人:「11月ショーの拒絶のことについて少し伺いますけれども、11月ショーの拒絶について、4月ショーを拒絶した3月9日から10月10日までの間にどのような○○さん(アクトクラブ員)、あるいは○○さん(同)の猫について23.6.5に該当するような事由があったんですか?
前セクレタリー:「ブログだけです

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は東京地裁での本人尋問でこう証言しました。

実は、前アジアディレクターがオーナーのクラブによる出陳拒否、そして第3のクラブのエントリークラークによる出陳拒否と、前セクレタリーが主宰するクラブの出陳拒否は、その理由らしき事情が全く異なります。

この証言見られるように、前セクレタリーが主宰するクラブは、アクトのブログだけが理由であって、2013年4月29日のアクトショーは全く理由に挙げていません。

これに対して他の2つのクラブは、2013年4月29日のアクトショーを問題視しているのです。

しかし、何度も繰り返していますが、アクトのブログは私の責任に於いて私が書いているブログであって、アクトクラブ員が書いているわけではありません。

そしてアクトのブログはアクトというクラブのブログであって、私の個人のブログでも、ましてやアクトクラブ員の個人ブログでもないわけです。

この点は改めて強調しておきたいと思います。

2019年7月30日 (火)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊴

今回の「出陳拒否」は、同じ組織のメンバーであり、その同じ組織のメンバーに対して不利益な処分を科すということである点を忘れてはなりません。

つまり、そこにはルール上の問題だけではなく、道義上の問題もあり、丁寧な説明が求められているということです。

しかし、前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、当時、セクレタリーという立場でありながら、そしてTICA公認クラブの主宰者という立場でいながら、「出陳拒否」に関して丁寧に説明するということをしませんでした。

もちろん今回の裁判は、セクレタリーという立場やTICA公認クラブの主宰者という立場における道義上の責任を問う(=問える)ものではありません。

ですが、前セクレタリーが自らの立場に鑑みて、「出陳拒否」の具体的な理由やTICAのルール該当根拠や適用理由等を丁寧に説明する責務があり、そうしていれば、また違った展開になっていたでしょう。

そのことは、前セクレタリーに限らず、前アジアディレクターがオーナーのクラブ、そして第3のクラブの「出陳拒否」についても、同じことが言えると思っています。

次のAE Directorにおいては、好き嫌いという個人的感情を優先して依怙贔屓したり、排除・排斥したりするのではなく、自らの地位や立場を自覚し、中立・公正・公平に説明責任を果たせる人でなければ、このTICA AE Regionをまとめていくことはできません。

2019年7月29日 (月)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊳

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、「ブログは累々と続いていますから…」と証言しましたが、これも理解に苦しみます。

なぜなら、ブログが「累々と続いてい」るのであれば今なお「出陳拒否」しているはずですが、そうではないからです。

「ブログで拒絶したんであって」、「ブログは累々と続いてい」いるのであれば、今なお「出陳拒否」し続けていてこそ、筋が通っていると言えるでしょう。

しかし、現実にはこうして私が「累々と」ブログを続けていながら、前セクレタリーは「出陳拒否」していないわけですから、当時に於けるその理由も怪しいと思わざるを得ません。

それとも、当時は23.6.5に該当する記載内容だったけれど、その後は23.6.5に該当しなくなったとでも言うのでしょうか。

もし、そうであるなら、なおのこと、当時のブログに於いて、どのブログのどの表現がどのような理由と根拠に於いて23.6.5に該当したといえるのか、しっかり説明責任を果たして頂きたいところです。

2019年7月28日 (日)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊲

原告側代理人:「それは、後から書いてあるブログでわかったというだけで、拒絶する時点ではわかっていないんじゃないですか?
前セクレタリー:「ですから、拒絶したのはその前からのブログで拒絶したんであって、因果関係はないです。ブログは累々と続いていますから…

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は東京地裁での本人尋問でこう証言しました。

みなさんにも考えて頂きたいのは、仮に前セクレタリーが言うように「ブログで拒絶したんであっ」たとしても、一番重要なのはTICAのルールに基づいていたものであるかどうかであり、その判断根拠なのです。

前セクレタリーは「出陳拒否」の理由らしき事情について、ブログ、ブログと主張していますが、それとShow Rule 23.6.5の該当根拠との関係については全くと言っていいほど説明しません。

重ねて強調しておきますが、前セクレタリーが言うところの「ブログで拒絶した」というのは明らかな間違いであり、理由にも根拠にもならないのです。

そうした基本的なところを、ディレクターやセクレタリー、Regjonオフィスメンバー、TICA公認クラブ代表などがしっかり理解しておかない限り、一般メンバーが心おきなくショーをenjoyできる組織運営はできないでしょう。

2019年7月27日 (土)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊱

言わなくてもいいだろうと思っても敢えて言う--。

しなくてもいいだろうと思っても敢えてする--。

同様に、相手方が分かっているだろうと思っていても、敢えて伝える--。

これらは、リーダーにとって必要不可欠な言動であって、一般メンバーであれば求められなくても、Directorやセクレタリー、TICA公認クラブ代表においては求められる最低限の責務だと私は思っています。

その意味で、昨日紹介した前セクレタリー(現Asia East Region Director)の東京地裁での証言は、まったく相応しくないものであったと言わざるを得ません。

前セクレタリーの主張に沿えば、理由らしき事情はアクトのブログにあったわけであり、その時点でしっかりその理由を私たちに伝えていれば、それをきっかけに対話の糸口が見付かったかもしれません。

Show Rule 23.6.5に基づく「出陳拒否」であったのであれば、23.6と23.6.5に基づくものであり、さらに具体的にどのような言動が23.6.5の規定に該当すると判断したのかを伝えるのは、小さな趣味の世界に限らず、まともな世界であれば社会通念上の常識でしょう。

今回のTICAアジアにおける「出陳拒否」は、「対話拒否」でもあったところが大きな問題であったのであり、その反省がないままでは真の意味での解決にはつながらないと思わざるを得ません。

2019年7月26日 (金)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉟

原告側代理人:「なぜ伝えていないのですか?
前セクレタリー:「いや。その出陳拒否の理由はわかると思ったんで、別に伝えなくてもなぜ出陳拒否されたかというのは当然。もうブログがほぼ毎日それに対する反撃が来たぐらいですから、彼らはそのブログが原因でもって出陳拒否されたことはわかっているブログです。その後のブログも読んでみると中にはあるんですけども……

ルールが定めてあり、そのルールに則って何らかの不利益処分を科す場合、どのルールに則り、そのルールの何に具体的に該当するのか(あるいは抵触するのか)を、不利益処分を受ける側に伝えることは、小さな趣味の世界に限らず、社会通念上の一般常識と言えるでしょう。

しかし、前セクレタリー(現Asia East Region Director)はそうではなく、「理由はわかると思ったんで」と東京地裁の本人尋問で証言したわけです。

輪を掛けて問題だと思うのは、私もアクトクラブ員も、理由を尋ねたにもかかわらず、敢えて回答しなかったという事実であり、私に関して言えば、全く無視を貫いたことは、TICA公認クラブ代表としても、ゼクレタリーとしても、その地位に鑑みて極めて問題であったと言わざるを得ません。

TICA Asia East Regionがまともな趣味の書式として運営されていくためには、社会通念上の常識ある言動を取ることができる人物がRegion運営に携わらなければならないでしょう。

少なくとも、前アジアディレクター、前セクレタリー(現Asia East Region Director)の運営路線を継承すれば、同じことが繰り返されるだけであり、公正・公平な運営は望めないと思わざるを得ません。

2019年7月25日 (木)

TICA Asia East Regionも「民主主義の靴磨きのときだ」!

毀誉褒貶の激しい朝日新聞であり、我が家も購読はしていませんが、それでも14日(日)朝刊に載った「日曜に想う」というコラムは印象に残りました。

編集委員の手による定期コラムのようですが、タイトルは「民主主義の『靴磨き』のときだ」--。

「大正から昭和の川柳人だった前田雀郎に〈磨く他ない一足の靴である〉という一句がある」と紹介し、「一足の靴とは作者自身であって、自分という靴を脱ぐことはできない。磨き続けて生きていくのだという覚悟として読めば、味わいはいっそう深い」と続けました。

筆者の謂わんとするところはその後のくだり…。

「国民にとっては、国の政治も、民意によって磨き続けるほかない一足の靴といえる。他国の政府に履きかえるわけにはいかない。汚れたら泥をぬぐい、傷んできたら革を張り替える。人を選び政党を選ぶ国政選挙は民主主義の靴磨きのときだ。良い靴を履けば、より多くの人が安心して遠くまで歩いていける」

「与党だけでなく野党もだが、私たちがいま目撃しているのは、政治家と政治の小児化に思われる。たるんだ人、うわついた人、思い上がった人を緊張感に漬け込んで国政にふさわしい成熟をもたらすのは、民意のまなざし以外にない」--。

TICA Asia East RegionもDirector選挙の年を迎えましたが、しっかりと民主主義の靴磨きをする時ではないでしょうか。

良いDirectorのもと、しっかりしたRegion Officeを発足させられれば、一部のメンバーだけが依怙贔屓されてEnjoyするのではなく、より多くのメンバー/出陳者がショーを楽しめることができるようになるというわけです。

今、TICA Asia East Regionで私たちが目撃しているのは緊張感を欠いたRegion運営であり、「成熟をもたらすのは、民意のまなざし以外にない」というのは小さな趣味の世界も同じだということを知る必要があるでしょう。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月24日 (水)

TICAのクラーク最多はAsia East Region!

TICAのクラークは全体で171人いますが、このうち約17%に当たる29人はAsia East Regionだそうです。

次に多いのがGL Regionの14人ですから、人数的に2倍もいることになります。

クラークの人数という意味では他のRegionを圧倒しているAE Regionですが、実力という面でも他のRegionを牽引することが望ましいでしょう。

それは単に、筆記だけの更新テストの成績だけで測れるものでないことは言うまでもありません。

ルールの知識だけでなく、その解釈も正確にできなくてはなりませんし、ノウハウやスキル面での「質」もあります。

TICAアジアでは、不当な「出陳拒否」にエントリークラークも関わっていたという事実があり、いまだにこのクラブのショーのクラークは引き受けるが、あのクラブのクラークは引き受けないという「差別」も隠然として残っています。

クラークの「質」を高める努力を重ねていかないと、いつまで経っても公平・公正で健全なショーの運営は見込めません。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月23日 (火)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉞

原告側代理人:「あなたがこのブログが問題だということについては、この4月ショーの拒絶のとき、それから10月ショーの拒絶のとき、いずれもブログが問題だというふうに明示して○○さん(アクトクラブ員)と屋和田さんには伝えていないですね
前セクレタリー:「伝えていないです

この証言もまた、私には信じられませんでした。

あたかも「伝えていない」ことが当然であるかのような証言だったからです。

「出陳拒否」する理由を伝えないことを、前セクレタリー(現Asia East Region Director)は自らの中でどう正当化したのか、私には全く理解の及びません。

私がDirectorであれば、理由を伝えないことが、Directorとして相応しい言動であるかどうか、TICAのBoard Memberとして相応しい言動であるかどうか、自問自答しますが、前セクレタリーは違うようです。

私も前セクレタリー同様、クラブ主宰者という立場ですが、私ならTICA公認クラブの主宰者や代表として、「出陳拒否」するに当たって「理由」を伝えないことが正しいことであるかどうか自問自答しますが、前セクレタリーは違うようです。

せめて、「理由を伝えるかどうか迷いましたが、最終的に伝えないことにしました」とでもいうなら、分からないでもありませんが、前セクレタリーの場合は「理由」を伝えないことが正しく当然であったかのように証言したわけですから、社会通念上の常識を遙かに逸脱していると思わざるを得ませんでした。

2019年7月22日 (月)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉝

原告側代理人:「同居していれば、そのアクトキャットクラブのブログについては○○さん(アクトクラブ員)と屋和田さんは連帯責任というふうにお考えということですか?」
前セクレタリー:「もちろんです

東京地裁の法廷で堂々とこう証言したわけですから、私も大いに驚きました。

同居していると連帯責任になるとは、私には時代錯誤の何ものでもなく、前セクレタリー(現Asia East Region Director)の常識を疑うに十分でした。

クラブ運営と同居しているかどうかは全く別であり、アクトのブログについても同居しているかどうかは全く関係なく、アクトクラブ員がアクトの役員を務めているといっても、それぞれのクラブにおける役割分担や意思決定のあり方は異なるわけですから、それを十把一絡げにして考えるのは一般的な社会通念を逸脱しているとしか思えません。

仮に私とアクトクラブ員がアクトの共同代表であったり、共同運営者であったとしても、アクトのブログは私個人の「言論活動」であり、アクトのそのものの運営とはまた別の次元の話になります。

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、この他にも私とアクトクラブ員が一緒にエントリーしているとか、ショー会場に来ているとかも、”連帯責任”を負うことの根拠らしき事情としていますが、それはキャッテリー運営に関することであって、アクトのクラブ運営とは別物であるわけですが、前セクレタリーはそのことを理解していないようです。

趣味の世界であるからと言って、こうした「混同」が許されていいわけがありません。

2019年7月21日 (日)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉜

原告側代理人:「その個人の名前でエントリーしている人にアクトキャットクラブのブログがどう関係して、○○さん(アクトクラブ員)の出陳を拒絶できるんですか?
前セクレタリー:「それは役員だからというか、もう同居もされていたし、その当時。御本人たちは2013年5月からとかなんとか言ってますけど、その前から同居されているような話を聞いていましたし、僕の中ではもうアクトキャットクラブイコール○○氏(アクトクラブ員)、屋和田氏だったんです

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、TICAのことでアクトクラブ員の勤務先にまで電話をかけるよう人物ですから、「出陳拒否」に関して「混同」があっても不思議ではないかもしれません。

アクトの役員をしているからといって、そのことを理由に個人資格でエントリーしている出陳者を拒否することはできません。

誰かと同居しているからといって、そのことを理由に個人資格でエントリーしている出陳者を拒否することはできません。

仮に「アクトキャットクラブ=○○氏(アクトクラブ員)」だったとしても、エントリーは個人資格で行っているわけですから、アクトのことで出陳者を拒否することはできません。

これらは社会通念上の常識に照らせば、普通に判断が付くはずですが、前セクレタリーは違うようです。

もちろん、混同や思い込みは誰にでもあることで、これが一般メンバーにおける単純な勘違いや思い違いなら仕方ないかもしれません。

ですが、たとえ趣味の世界であっても、TICA公認のクラブ主宰者やRegionスタッフ、セクレタリーやディレクターはその地位と職責に鑑みてあってはならないと言わざるを得ません。

2019年7月20日 (土)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉛

原告側代理人:「○○さん(アクトクラブ員)はアクトキャットクラブの○○としてエントリーしてるんですか?
前セクレタリー:「いや、エントリーはみんな個人の名前です

このやり取りは極めて重要です。

猫界は何でもそうですが、「混同」する傾向が強く、個人の資格でするエントリーについても勝手に属性を付けて判断する傾向があります。

ちなみに「出陳拒否」されたアクトクラブ員は、アクト以外に3つのクラブに入っています。

つまり、4つのクラブに入っているわけで、しかもアクトは最も最近であり、活動歴としてはアクトが一番浅いということになります。

前アジアディレクターがオーナーのクラブにおける「出陳拒否」では、2013年4月29日のアクトショーが問題視されたわけですが、ルール違反は何一つなかったわけで、ショーマネージャーだったアクトクラブ員においても何の責任も生じません。

アクトのブログについて言えば、私が書いているので私の責任は生じるかもしれませんが、アクトクラブ員に責任が生じることなどあり得ず、仮にアクトのブログでアクトという組織の責任が問われたとしても、クラブ員まで責任を負わされる理由はないわけです。

そして、冒頭に戻りますが、そもそもエントリーは個人の資格でしているのであって、所属クラブとは関係ないわけですから、もしアクトのクラブ員であるという属性を問題にした「出陳拒否」であったなら、それは完全に間違った判断だということになります。

2019年7月19日 (金)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉚

アクトのブログについて、クラブに責任があるのであれば、組織としてのクラブに責任を負わせるべきであって、クラブ員に責任を負わせるべきでないことは社会通念上の一般常識でしょう。

もちろん、その場合でも、アクト代表者としての責任は別途、生じるであろうことは私も認めます。

一方、書き手に責任があるのであれば、アクトのブログに関しては私が書き手ですから、私が責任を負うことになり、クラブ代表者が書いている以上、組織としてのクラブにもそれなりの責任が生じるであろうことを私は否定しません。

ですが、この場合も、クラブ員に責任を負わせるべきでないことは社会通念上の良識や常識があれば当然でしょう。

ところが、前セクレタリー(現Asia East Region Director)は違うわけです。

「アクトキャットクラブのブログというのは、アクトキャットクラブが発信している」「(誰が)書こうが関係ない」とクラブの責任を主張しながら、「○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ない」という理由らしき事情で、恣意的にアクトクラブ員の責任にしようとしたのです。

これはあまりに都合のいい主張と言わざるを得ません。

書き手の責任、クラブ代表者としての管理責任、クラブとしての掲載責任などいろいろある責任をいいとこ取りしているとしか思えないわけです。

TICAのBoard Memberとして、Asia EastのDirectorとして、責任の所在を混同して判断が付かないだけでなく、恣意的にクラブ員に”濡れ衣を着せる”ようでは、その資質と能力に大いなる疑問符が付いても仕方ないですし、TICA Asia East Regionという組織において公平性や公正性は維持できないと考えざるを得ません。

2019年7月18日 (木)

2019 TICA Clerking Refresher Test 「Section 5」

多くのクラークのみなさんが既に「TICA Clerking Refresher Test」を終えられているかもしれません。

今回はちょっとしたトラブルもあり、問題はSection 4までとなりましたが、さらに勉強したいというクラークさんは、Section 5も挑戦してみてはいかがでしょうか。

例年のテストと同様、ジャッジブックを見ながらのファイナルのメカニカルチェック問題となります。

Clerking Administratorから送って貰ったSection 5をアップしていますので、”腕試し”して頂ければと思います。

ダウンロード - 201920clerking20exam_section5.pdf

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

 

2019年7月17日 (水)

TICA Online Clerking Schoolを受講してみました!

昨夜、TICA Online Clerking Schoolが開催されましたので、試しに受講してみました。

日本時間23:00~23:55の小一時間でした。

内容的には基本中の基本といったところでしたが、米国で使っているカタログやジャッジブックだったこともあり、米国ショーでの雰囲気が分かります。

今回のOnline Clerking Schoolの中身で日本のクラークのみなさん、またはクラークを目指すみなさんにとってお伝えしたいのは、クラークは2つの視点を持つ必要性があるということです。

ひとつは、ジャッジからの視点、もうひとつは出陳者からの視点であり、クラークは常にこの2つの視点を意識し、双方からの求めに応えていかねばならないという点です。

どちらに偏っても、どちらが抜け落ちても優秀なクラークとは言えないということです。

もう1点、スライドでも明記されていましたが、キャットカウントに含まれるか含まれないかの注意点の確認です。

ジャッジが全く猫に触れることができなかった場合を除き、全てのDQ、WW、POはカウントに含まれます。

TICA Online Clerking Schoolは定期的に開催されるようなので、クラークのみなさんも一度、体験されてみてはいかがでしょうか。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月16日 (火)

TICAクラーク更新テストについて考える⑥

日本と欧米の違いを考えるとき、Show Committeeについても含めなければなりません。

欧米の実態を詳細に把握しているわけではありませんが、TICA Asia East Regionに関する限り、TICA Show Rulesの規定を十分に満たすShow Committeeは存在せず、Show Committeeがルールコンプライアンスの面で大きな問題を抱えていると言えるからです。

そうしたなか、Asia East Regionにおいては、限られた一部の有能なクラークがルールコンプライアンスを支えていたわけで、ルールコンプライアンスに寄与するクラークの育成が喫緊の課題となっていました。

しかし、今回のようなRefresher Testが定着していくとなると、そうした面での能力向上は難しくなってしまいます。

これはひとえに、Asia East Region Directorの責任でもあるでしょう。

Asia East Region DirectorがTICAのBoardに於いて、Asia East Regionの置かれている現状を正しく説明し、理解を得ようと努力していないからであり、結局、Asia East Regionの状況とは全く異なる施策が取り入れられ、それがさらにAsia East Regionの状況を悪化させかねないという悪循環に陥っているのです。

新しいAsia East Region Directorにおいては、Asia East Regionが抱える構造的な問題を把握し、分析し、それをTICAのBoard Memberに理解させ、必要な施策を講じさせるという大役も担うことになるでしょう。

Clerking ProgramやRefresher Testのあり方について、新DirectorはClerking Administratorとしっかり話し合う必要があることは言うまでもありません。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月15日 (月)

TICAクラーク更新テストについて考える⑤

クラークの実務能力としてメカニカルチェックに重点を置くということは、ルールの理解と解釈、適用・運用は専らJudgeに委ねられることを意味します。

なぜなら、自主的にルールの勉強をするクラークでない限り、今回のようなTestを繰り返していけば、ルールに疎いクラークが増えることはやむを得ず、そうなれば、TICAのルール上、何か問題がある場合にそれを指摘し、問題が起きた時にルールに基づいて適切に対応する役目はひたすらJudgeが担うことになるからです。

もしかすると、欧米では既に事実上、そうなっているのかもしれませんし、TICAのBoardの共通認識としてJudgeはTICAのルールを熟知し精通しているという大前提に立っての判断かもしれません。

ですが、TICA Asia East Regionはどうでしょう?

欧米同様、全てのJudgeがTICAの全てのルールを熟知し精通していると言えるでしょうか。

TICAのルール面において、クラークに頼らず全て判断できるようになっているでしょうか。

私は非常に疑問に感じています。

TICA Asia East Regionにおいて、ルール遵守の公平で公正なショーを開くためには、クラークのルールの知識をもっともっと高めていかねばならず、その意味で今回のTestはそれに逆行していると思わざるを得ません。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月14日 (日)

TICAクラーク更新テストについて考える④

おそらく欧米の場合、Clerking AdministratorがそんなにRefresher Testに労力を割かなくとも、様々なクラークの育成システムが存在するのかもしれません。

しかし、Asia East Regionの場合は、はっきり言って全く違います。

Judgeにおけるルールの知識、クラブにおけるルールの知識、Show Committeeにおけるルールの知識には限界があり、欧米に比べて大きく見劣りすることは否めません。

もちろん、そうであっても、”最後の砦”として、Asia East Region Office内にルールを熟知したメンバーが集まり、誰に何を聞いてもすぐに回答が返ってくる、あるいはRegion Office主催のクラークセミナーを通じて、ルールの知識を涵養しているというのであれば構いませんが、そうなってはいないわけです。

そもそも、3つのクラブにおいて「出陳拒否」が7回も起きた原因は、もとを質せばルールの理解不足にありました。

3つのクラブにおける4回分の「出陳拒否」は今なお、裁判で争われていますが、関係者が本当にルールを理解していれば、まず起きなかったと言えるでしょう。

「出陳拒否」には前ディレクターや前セクレタリーが絡み、エントリークラークやShow Committeeメンバーの関与もありました。

前ディレクターであったクラブオーナーや代表が深謝して解決金を支払うような「出陳拒否」が二度と起きないようにするためにも、クラークにおけるルールの知識の勉強は決して疎かにしてはならないでしょう。

特にAsia East Regionにおいては…。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月13日 (土)

【重要】早割申込は15日まで!「2019 TICA Yearbook」

「2019 TICA Yearbook」の早割申し込みはもうお済みでしょうか?

現地時間7月15日(月)が早割申し込みの締め切りになります。(※日本は16日まで3連休なので、この連休中に申し込めば大丈夫かと思います)

2019 TICA Yearbook Order Form」はこちらから入手できます。
↓ ↓ ↓
https://www.tica.org/downloads/file/542-2019-tica-yearbook-order-form

※「TICAクラーク更新テストについて考える」「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月12日 (金)

TICAクラーク更新テストについて考える③

Section 1の設問の大幅削減は、クラークにおいて、ルール改正の状況を理解する機会も奪うことになります。

もちろん、全てのクラークがBoard Meetingのたびに、AgendaとMinutesを読み、どのようなルール改正案が通ったかを把握していれば別です。

しかし、実情はAsia East Regionにおいてそうしたクラークは少数派であり、多くのクラークがその前年度で通った重要なルール改正のいくつかを、Refresher Testを通じて学んできました。

今回のようにSection 1の設問が大幅に削減され、学ぶ機会を失ったクラークは いつどこでどのようにして学ぶのでしょうか。

それとも、メカニカルチェックだけが出来れば良くて、ルールの知識(改正状況も含めて)はあまり必要ないということなのでしょうか。

それぞれのクラブにおいて、TICAのルールを熟知し精通したメンバーが居て、クラブ員のクラークに対しては独自に勉強の場を設けているというのであれば話は別です。

ところが、Asia East Regionの場合はそうなってはおらず、こうした状況下でクラークのRefresher Testまで極端に易しくなってしまったら、今後、誰がルールの知識面でのクラークの育成を担うのでしょうか。

今回のようなRefresher Testを今後も続けるのであれば、TICA Asia East Region独自のクラーク育成システムが必要になると言えるでしょう。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月11日 (木)

TICAクラーク更新テストについて考える②

これまでのTestで、Section 1の質問はTICAのルール(主にShow Rules)に関するものでした。

確かに、一部のメンバーに於いて「難しい」「解きにくい」「そもそも英語での質問の意味が理解できない」といった声もありました。

しかし、Section 1を通じて、クラークは少なくとも1年に1回はTICAのルールを学ぶ機会を得てきたはずです。

今回だけなのかどうか分かりませんが、Section 1の問題数が20問から1問に大幅に削減されたことで、多くのクラークがShow Rulesを紐解くことがなくなるのではないでしょうか。

それが何を意味するかは明らかでしょう。

TICAのRuleに疎いクラークが増えることで、ルール無視(意図的かどうかは別にして…)のショーが増えることにつながりかねません。

メカニカルの能力とTICAのRuleの知識は、クラークにおける”車の両輪”のようなもので、どちらが劣っても有能なクラークとは言えませんし、その能力も発揮できないでしょう。

Section 1の問題数を大幅に削減することは、クラークがTICAのRuleを自ら紐解き、理解し、解釈し、考え、判断するという機会を減らすことにつながるだけに、私は憂慮を隠しきれません。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月10日 (水)

TICAクラーク更新テストについて考える①

今年のTICA Clerking Refresher Testについて考えたいと思います。

昨年までとの大きな違いは、Section 1の問題数が20問から1問へと大幅に少なくなったことです。

仮に今回、Section 5まであったとしても、例年に比べて格段に易しくなったと思うメンバーが多かったのではないでしょうか。

おそらく、Clerking Administratorの元には「Section 1の問題は難し過ぎる」といった”クレーム”が舞い込んでいたのかもしれませんし、「難し過ぎる」かどうかは別にして、メカニカルのチェック能力向上に重点を移したのかもしれません。

その意図はClerking Administratorに聞かなければ分かりませんが、結果としてどういうことになるかを考えることは重要でしょう。

今回のTestのSection 1~4で問われていることは、クラークとして基本中の基本、あるいは必要最低限のことであるということです。

もちろん、メカニカルなチェックが出来ること、メカニカルチェックにおいての基本中の基本知識を有することは非常に大切ですが、クラークの実務に携わってきたメンバーならご承知かと思いますが、それにとどまりません。

むしろ、今回のTestの問題点はクラークのトレイニーとして必要な知識であって、真の意味(従来のTICAにおけるクラークに必要な知識という意味)においては相応しくないと言わざるを得ません。

Section 1の問題数が20問から1問に大幅に削減された影響は極めて大きいと言えるでしょう。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月 9日 (火)

猫界も見習いたいオール巨人さんの言葉

吉本興業の芸人らが反社会性勢力(反社)への会合に参加して謹慎処分を受けた問題を巡り、漫才コンビ「オール阪神・巨人」のオール巨人さんが「嘘は絶対にアカン!」と一喝したとの報道がありました。

「嘘は解決策を難しくし、問題を大きくする」「1つ嘘を付くとそれを隠すために、また嘘を付かなければいけなくなる、乗り切れる嘘ってなかなか無いです」というのはまさにその通り…。

でも、もっと大切なのはその後に続く言葉ではないでしょうか。

「芸人は清く! 正しく! 面白く! 本当に肝に銘じてほしい」と呼びかけたとのこと。

猫界も全く同じ。

特にTICアジアは組織運営する立場のメンバーをはじめとして、「清く!」「正しく!」を蔑ろにしてきたと言わざるを得ません。

「清く!」「正しく!」を前提として「面白く!」があるのであって、一部のメンバーの「面白く!」を優先するために「清く!」「正しく!」を蔑ろにしてはならないでしょう。

本来、業界というものは、オール巨人さんのような”重鎮”が苦言を呈して組織の手綱を締めるもの…

それに比べると、猫界は”重鎮”自ら「清く!」「正しく!」を軽んじており、その分、健全化への道のりが険しいと言えるのかもしれません。

だからこそ、新しいDirectorは”重鎮”らの言いなりになるのではなく、「清く!」「正しく!」を前提として「面白く!」があるのだという運営をしなければならないということになります。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月 8日 (月)

原告側が控訴、前セクレタリー主宰クラブの「出陳拒否」裁判

前セクレタリー(現Asia East Region Director)が主宰するクラブにおける「出陳拒否」裁判で、原告側は控訴しました。(※6月28日付で控訴状を提出)

対象となるのは2014年4月12-13日と11月8-9日の2回のショーで、4月ショーは私とアクトクラブ員、11月ショーはアクトクラブ員が「出陳拒否」されました。

原告側は9月2日までに「控訴理由書」を提出することになっており、その後、控訴審の期日が決まります。

控訴審のポイントは判決理由と含めて、今後、詳しくご照会していきたいと思います。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月 7日 (日)

【重要】TICAクラーク資格の更新テストについて

※TICA Clerk Refresher Test はこちらからダウンロードできます
↓ ↓ ↓

ダウンロード - 201920clerking20refresher20test20sections20120to204.pdf


TICA Clerking Administratorから次から次へとメールが送られてきて混乱しているクラークさんもいるかと思いますが、今日までの状況のポイントをまとめると以下のようになります。

■まず、Clerking Administratorが構築した当初、想定したシステムは…
 ①メールで送られてきたリンクをクリックするだけで、スマホなどで簡単にOnlineテストが受けられる。
 ②回答を送ると、瞬時に結果が示され、合格していれば「合格証」が受け取れる。
 ③合格を知らせるメールも自動で送られてくる。
 --という非常に便利なものです。

■昨日までの時点でOnlineでテストを受けたメンバー
 ①Secton2に問題の間違いがあり、さらにSection 5が抜け落ちていたため、Section4までしか質問がありませんでしたが、テストを受け直す必要はなく、「合格証」は有効となります。(※ある意味、ラッキーからもしれません)

■昨日までの時点でFBなどを通じてテストをプリントアウトして、今日以降にしようとしているメンバー
 ①Section 5の問題が含まれている場合、やってもやらなくても構わないようです。(※現在、FBなどでアップされている問題にSectopn 5は含まれていません)

■今日以降、テストをしようと考えているメンバー
 ①FBなどを通じてテストをプリントアウトし、回答後、 Clerking Administratorに送り返します。
 ②FBなどをしていない場合は、Clerking Administratorに問題を送ってくれるよう頼むと送ってくれるようですが、Clerking Administratorからは同じリジョン内で融通してほしい旨のメッセージが出ています。

もし、更新テストの入手が難しい場合、こちらからダウンロード可能です。
ダウンロード - 201920clerking20refresher20test20sections20120to204.pdf

Creking  AdministratorからのIntroductionはこちらです。
ダウンロード - 201920tica20clerking20refresher20test20introduction.docx

 ※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月 6日 (土)

2人が立候補、TICA AE Region ディレクター選挙

TICA Asia EastのRegion Director選挙は2人が立候補しました。(6日時点)

TICA AE RegionのDirectorとしてだけでなく、TICAのBoard Memberを選ぶ選挙である点を忘れてはなりません。

先日、欠かせない能力と資質として5点挙げましたが、その大前提として「公正性」と「公平性」が担保されていなければならないことは当然でしょう。

親しいメンバーには親切にするが、そうでないメンバーに対してはベンチングで意地悪をしたり、執拗に付け回して嫌がらせをするようでは立候補する資格すらないと言わざる負えません。

依怙贔屓や意に沿わないメンバーを排除・排斥する組織風土の一掃は、TICA AE Regionにおいて喫緊の課題と言えます。

そのうえで欠かせないのが次の5項目というわけです。

①TICAのルールを熟知していること
②TICAのJudging Programをよく理解していること
③TICAのClerking Programをよく理解していること
④クラブ運営・ショー運営に精通していること
⑤マネジメント論・ガバナンス論等の理論的見識を持ち合わせていること
※英語ができることは「手段」に過ぎず、ルールを解釈する能力、理解する能力がなくては意味がありません。

そして有権者においては、有権者自らが良識と常識を持ち併せているかが問われるのが民主主義における選挙というものです。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月 5日 (金)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉙

原告側代理人:「この4月ショーの拒絶について、あなたはACCのブログが問題だというふうにおっしゃっていますけれども、ブログを書いているのは先ほどからの証言によると屋和田さんですね
前セクレタリー:「違うと思います

原告側代理人:「どう違うと思っているんですか?
前セクレタリー:「アクトキャットクラブのブログというのは、アクトキャットクラブが発信しているものであって、屋和田さんが書こうが、○○さん(アクトクラブ員)が書こうが関係ないです。アクトキャットクラブの責任で書いているわけですから、それは○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ないことなんです。ですから、そういうふうな文言になりました

このやり取りでの前セクレタリー(現Asia East Region Director)の証言も、私にとっては理解を超えています。

TICA公認クラブにおいて、今やブログを設けていないクラブの方が少ないかもしれませんが、前セクレタリーの主張は当て嵌まるのでしょうか…。

ブログとひとくちに言っても、クラブにおけるその位置付けや書き手、表現の手法は様々あるかと思います。

アクトについて言えば、猫界のメディアとして(特にTICAアジアにおけるメディア)としての役割を担わせて、私が書いているわけです。

それは私が「私」という言葉自体をブログの中で使っていることからも明らかなはずです。

しかし、前セクレタリーの主張はこうした世の中の良識や常識を逸脱しています。

「アクトキャットクラブのブログというのは、アクトキャットクラブが発信している」というところまでは理解できます。

新聞で言えば、「社説」は新聞社を代表した意見であり、その新聞社が発信しているということは間違いありません。

問題はその次です。

「屋和田さんが書こうが、○○さん(アクトクラブ員)が書こうが関係ない」「○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ないことなんです」と主張した部分です。

前セクレタリーのこの主張に沿えば、誰が書いたかはもはや関係なく、クラブの責任であるということになります。

ところが同時に前セクレタリーは、「○○さん(アクトクラブ員)が書いたんでしょうといわれても仕方ないことなんです」と言って、クラブの責任ではなく、「○○さん(アクトクラブ員)」の責任であるかのようにも主張しました。

前セクレタリーの証言には論理的な一貫性がなく、特にブログの責任の所在に関して全く分からないと言わざるを得ません。

2019年7月 4日 (木)

日本もTICA Asia Eastも選挙YEAR、スタート!

参院選(21日投開票)が公示されました。

一方、猫界はTICA Asia EastのRegion Director選挙もスタートし、すでに1人が立候補しています。

参院選もTICA Asia EastのDirector選挙も同じですが、能力と資質を備えた人物を選ばねば健全な発展は見込めず、そのためには有権者ひとりひとりが個人的な利害にとらわれず、大きな視野と視点を持って一票を投じなければなりません。

TICA Asia Eastに関して言えば、Region Directorの能力と資質とは以下の5点です。

①TICAのルールを熟知していること
②TICAのJudging Programをよく理解していること
③TICAのClerking Programをよく理解していること
④クラブ運営・ショー運営に精通していること
⑤マネジメント論・ガバナンス論等の理論的な高い見識を持ち合わせていること

英語ができることも能力と資質のひとつに挙げるメンバーもいますが、言葉は「手段」に過ぎません。

いくら語学に堪能でも、ルールを解釈する能力、理解する能力がなくては意味がありませんし、良識と常識を持たず、恣意的な翻訳をするようでは最悪です。

TICA Asia EastのRegion DirectorはTICAのBoard Memberでもあることをしっかり理解して投票する必要があることは言うまでもありません。

※「新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-『尋問調書』から」は休みました。

2019年7月 3日 (水)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉘

前セクレタリー:「逆になぜ説明する必要があるんでしょう?

前セクレタリー:「いや、別にそう考えていませんでした

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は東京地裁の尋問でこう証言したわけです。

私には、なぜ「別にそう考えていませんでした」という考え方ができるのか理解できませんでしたし、結局のところ説明できないのではないかとも思いました。

出陳者にしてみれば、何の説明もなく、いきなり「出陳拒否」されたわけですから、”不意打ち”や”闇討ち”に遭ったと感じても不思議ではないですし、まさに背中からバッサリ斬られたようなものではないでしょうか。

「出陳拒否」に正当性があるなら、出陳者と正面から向き合って堂々と、こういう理由で「出陳拒否します」と説明すればいいわけです。

私には、正当性に疑いがあるからこそ、説明できなかったとしか思えません。

世の中の多くの分野では、当時も今も「説明責任」や「透明性の確保」の重要性が指摘されながら、TICAアジアでは蔑ろにされている実態が手に取るように分かります。

”泣き寝入り”してしまう、させてしまう組織風土を改善するためにも、ルールに書いてあるか否かを問わず、それぞれの立場においてそれなりの説明責任を果たしていく必要があると思っています。

2019年7月 2日 (火)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉗

原告側代理人:「ショーは、自由気ままに全てのショーについて拒絶していいものではないですね
前セクレタリー:「はい

原告側代理人:「23.6.5に列挙されている事由について拒絶できるんですね
前セクレタリー:「そうです

原告側代理人:「この23.6以下に列挙されている事由について、どこに当たるのかというのは拒絶する者としては説明するのが当然なんじゃないですか
前セクレタリー:「いや、別にそう考えていませんでした

昨日の続きになりますが、前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、「出陳拒否」をする場合、TICAのShow Ruleに拒否理由を説明しなければならないと書いていないから、説明する必要はない(=説明しなかった)といったことを主張していました。

原告側代理人が「拒絶する者としては説明するのが当然なんじゃないですか?」と改めて質しても、「いや、別にそう考えていませんでした」と、まるで他人事のように証言しました。

しかし、こうした「別にそう考えていませんでした」という発想自体が私は問題だと思うわけです。

TICAのルールに精通も熟知もしていない一般メンバーが「別にそう考えていませんでした」というなら、仕方ないかもしれません。

ですが、TICA公認クラブを主宰する人物であり、TICAアジアリジョンのナンバー2のセクレタリーであるなら、「拒絶する者としては説明するのが当然なんじゃないですか?」と自問自答すべきでないでしょうか?

もし、自分が出陳拒否を通告された場合、「その理由は何か?」、「その理由は果たして正当なものであるかどうか?」知りたいと思うし、知る権利があると思うのが普通ではないでしょうか?

どうして、前セクレタリーは、TICA公認クラブを主宰する立場にいて、TICAアジアリジョンのナンバー2のセクレタリーという職務に就きながら、そうしたことに思い至らないのか、私には不思議でなりませんし、そこにこそTICAアジアが抱える大きな問題があるのだと思っています。

2019年7月 1日 (月)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉖

原告側代理人:「この(2014年)4月ショーの(出陳)拒絶については、○○さん(アクトクラブ員)にも屋和田さんにも拒絶の理由を説明していないですね
前セクレタリー:「いません

原告側代理人:「なぜ説明しないんですか?
前セクレタリー:「逆になぜ説明する必要があるんでしょう?

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、「出陳拒絶」の理由を説明する必要はないと主張しました。

確かにTICAのShow Rule 23.6には、「出陳拒否」する場合、「ショーコミッティーは『拒否』の理由を説明しなければならない」とは書いてありません。

そうすると問題は次のように言い換えられるでしょう。

ルールに書いていないことなら、何をしてもいいのでしょうか? それともルールに書いていなくてもすべきことはあるのでしょうか?

そして、この問題は立場や役職によって変わってくるはずです。

TICAのボードメンバーとしてどうか? TICA公認クラブの代表としてどうか? TICAのジャッジとしてどうか? TICAの一般メンバーとしてどうか?--などです。

前セクレタリーは「逆になぜ説明する必要があるんでしょう?」と法廷で証言しましたが、私にはどの立場がそう言わせているのか全く理解できず、ただただ不思議に思いました。

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