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2019年6月 3日 (月)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から⑩

もうひとつの疑問符は、「理由」のところです。

「申し立て」には「理由」として、次のように書いてありました。

理由は、□□氏が所属するアクトキャットクラブのブログに於いて、事前の度重なる○○○メンバーやTICA会員及びTICAディレクター、セクレタリーなどに対し謂われなき誹謗中傷の書き込みを行ったためです」--。

ここには、実はもっと数多くの疑問符が含まれています。

ひとつは、適切に「読点(、)」が打たれていないため、主語が定かでない点にあります。

「□□氏が、所属するアクトキャットクラブのブログに於いて、(中略)書き込みを行ったためです」と書いてあれば、主語はアクトクラブ員の「□□氏」です。

しかし、「読点(、)」がないため、「□□氏が所属するアクトキャットクラブ」と読むとすると、誰が「書き込みを行った」か、主語が書かれていないということになるのです。

ただ、この「申し立て」が”証拠”として提出された背景や経緯からすると、「申し立て」を書いた人物は前者の意味で書いたものの、「読点」を打つのを忘れたという可能性が大きそうです。

ですが、そうなるとここで新たな問題が出て来ます。

アクトのブログを書いているのは私であって、アクトクラブ員の「□□氏」ではないからです。

書いていない人間に対し、「○○○メンバーやTICA会員及びTICAディレクター、セクレタリーなどに対し謂われなき誹謗中傷の書き込みを行った」と、何の合理的根拠も示さず、一方的な断定をしたわけですから、極めて悪質な人権侵害と言わざるを得ません。

アクトクラブ員が今後、この5人に対して改めて人権侵害に基づく損害賠償請求の訴えを起こすかどうかは分かりませんが、少なくとも訴えを起こす権利はあるのだろうと私も思います。

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