新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から⑭
昨日の続きになりますが、どうしてこのようなことが起こるかと言えば、私は「ショーコミッティメンバー=クラブ員」であるところに問題の根があるように感じています。
ショーコミッティメンバーに他のクラブ員が入っていれば(※良識と常識を持ち併せたまともなTICAメンバーでなければなりませんが…)、今回のようなことは防げたのではないかと思っています。
企業経営で「社外取締役」の重要性が声高に指摘されているのも、同様の理由に因ります。
”外部の目”を入れることで、「思考停止」に陥っていないか、唯々諾々と誰かの指示に従っていないかをチェックできるでしょうし、間違った手続きや判断があった場合に、「それはおかしい」とか、「それは間違っています」となる効果が見込まれます。
ただ、今回の一連の「出陳拒否」のように、アクト”潰し”や”排除”で連携する3つのクラブのクラブ員でショーコミッティメンバーが構成されていたのでは意味ありません。
逆に”悪知恵”が働いて、もっと酷い”差別”や”排除”につながるおそれがないわけではありません。
3つのクラブにおける今回の一連の「出陳拒否」も、相互に密接なつながりや連携があることが裁判を通じて次から次へと明らかになりました。
いわゆる”群れる”というものです。
全ての”群れる”という行動が悪いわけではありませんが、良識と常識を併せ持たない集団は、それを補うためかどうか人間に於いては”群れる”傾向が強いようです。
しかし、どんなに小さな「趣味の世界」でも、健全さを保つためには悪い意味での”群れる”行動は極力抑えていかなければならないことは言うまでもありません。
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