新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉒
6月19日(水)からの続きになります。
原告側代理人:「これを読むとエントリーを申し込んできた後に拒否を決めたというふうに読めるんですが、違うんですか?」
前セクレタリー:「いやいや、そうじゃないです。違います」
一般のTICAメンバーにとっては、不思議なやり取りに映るかもしれません。
通常であれば、「出陳者がエントリーしてきた」→「さあどうしよう」となるはずですが、前セクレタリー(現Asia East Region Director)はそれを否定したわけです。
エントリーする前から、エントリーしてきたら「出陳拒否」しようと決めていたことになり、ある意味、”狙い撃ち”にしていたとも読み取れます。
しかし、そうなると、ショーコミッティーはいつ、どういう形で会議を開き、どういう理由で「出陳拒否」しようと決めたのでしょうか。
前セクレタリーの主張は、原告側から見ると不自然な変遷が多く、矛盾や疑問が次から次へと湧いてくるのです。
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