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2019年6月19日 (水)

新・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉑

もしかすると、TICAの一般メンバーの中には、ショーコミッティメンバーによる「合議」なんてあってもなくてもどうでもいいとか、手続き的な細かい話は構わないとか思われるかもしれません。

実は、ある半面においてそうした感覚は正しいのです。

というのも、全ては何を決めるかによって違うからです。

今回のように「出陳拒否」という、拒否される方に対して損害を与えるようなことを判断する場合には、手続き的なことが厳密に問われることになります。

しかし、裁判の経緯を見る限り、前セクレタリー(現Asia East Region Director)にも、ショーコミッティメンバー5人にも、「出陳拒否」というのはそうした重大な判断であるという認識に欠けていたとしか思えません。

そのことは、前アジアディレクターがオーナーのクラブ、第3のクラブも同様です。

あたかも、「ショーで出すお弁当は何にしましょうか?」的な軽い気持ちで「出陳拒否」も判断しているような気がしてなりません。

少なくとも、前セクレタリーの尋問でのやり取りを振り返る限り、相手の権利を侵害することにつながり、慎重で緻密な判断を要するという認識は欠片もなかったかのようです。

改めて強調しておきますが、ショーコミッティーの判断だけでなく、クラブ代表の判断、ショーマネジャーの判断、クラークの判断、全て同じです。

相手の権利を侵害するようなこと、相手に何らかの損失を与えるようなことに関して判断する場合は、自分で自分を守るためにも「手続き」をしっかり踏まねばなりません。

どんなに小さな「趣味の世界」であってもそのことは変わることはないのです。

そこを勘違いしたままだと、「出陳拒否」裁判のようなことは形を変えてまた起こることでしょう。

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