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2019年5月10日 (金)

「未登録猫」の問題だけではない”欺く”行為㊦

早い話が、ショーのエントリーに際しては、「マイクロチップ」を義務化すればいいのです。

エントリーする際の「マイクロチップ」装着を義務化し、当日はショー会場でショーコミッティーによる読み取りチェックを行うようにすれば、「未登録猫」のエントリーの問題、何度も審査を受ける問題、”差し替え”てショーを走る問題のいずれも解決につながります。

欧米では「マイクロチップ」の装着は一般的ですし、そもそも獣医付きショーでは「マイクロチップ」で確認していますから、ルール化したとしても、欧米の出陳者にとってそんなに大きな抵抗感はないでしょう。

それよりも、欧米の出陳者にしてみれば、「なぜそんなルール改正を言い出すのか?」の方に疑問を抱き、その理由を聞いたらビックリしてしまうかもしれません。

日本でも、動物愛護法改正議論を巡り、「マイクロチップを装着を義務付ければ、迷子や災害時でも飼い主がわかる」といった意見があったり、環境省は、動物愛護法の附則に従って、販売される犬猫への装着義務化の検討をしていると言われています。

もちろん、「マイクロチップ」の装着そのものへの反対意見、さらには装着自体に反対はしないが、義務化には反対するといった意見があることは知っています。

しかし、猫の血統管理団体として、その管理団体が開催するショーへのエントリー/出陳に際してという限定であれば、義務化もあっていいのではないかと思ます。

「マイクロチップ」を義務化すれば、ショーでの”欺く”行為だけでなく、血統を”偽造”する行為も防ぐことにつながります。

どのようなメリット/デメリットがあるのか、詳細かつ真剣に考えてもいいのではないでしょうか。

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