「未登録猫」の問題だけではない”欺く”行為㊥
もうひとつの古くて新しい問題が、猫の”差し替え”です。
猫種やディビジョン、カラーによって、絶対に無理な場合と、やりやすい場合に分けれますが、シーズン途中で猫を”差し替え”ながら、同じ猫としてシーズンを走るというものです。
これ自体は、キャットカウントの”水増し”とはなりませんが、”欺く”行為という点では同じ部類に入ります。
特に、”差し替え”て出し続けるなど絶対に出来ない猫種においては(BGも模様と柄があるので、よほど同じ模様・柄でないと出来ません)、大きな憤りや不公平感の原因になることでしょう。
今回の「未登録猫」のエントリーに関するルール改正は、こうした問題点の解決までにはつながりません。
TICAナンバーを持つ「登録猫」として、1頭登録しておけば、いくらでも別の猫(あくまで同じ猫種、同じディビジョン・カラーでなければんりませんが…)に”差し替え”つつ審査を受け続けられるからです。
「未登録猫」のエントリーに関するルール改正が、いわゆる”欺く”行為を防ぐ目的であるなら、これで「事足れり」とするのではなく、他の対策についても色々と対策を打つ必要があるでしょう。
では、どうすればいいか--。
次回に私案/試案をご紹介します。
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