【重要】続・未登録猫のエントリーの際の注意について
TICA Asia East メンバーの中には、何でこんな“面倒臭い”ルール改正がされることになったのか、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
日本と中国に於いて、特定のクラブの特定の地域のショーで度を超えた数の「pending」の猫がエントリーされ、それがキャットカウントの“水増し”になっているのではないか?との疑惑が出続けていたことが背景にあります。
中国の事情はよく分かりませんが、日本に於いてはある一部のペットショップ系Kitten millが特定のクラブの特定の地域のショーで「pending」猫を大量にエントリーし、問題視されてきました。
こうした異常な数の「pending」猫によるエントリーに対してはかねて、様々な対策がルール改正という形で提案されて来ましたが、ようやく今回の改正で決着を見たということになります。
もちろん、“面倒臭い”と思うのは、TICAのルールに沿わない形で「pending」猫をエントリーしようとしてきたオーナーと、そうした猫のエントリーを受け付けてきたクラブだけであり、TICAのルールに従って「pending」猫をエントリーする(あるいはエントリーを受け付ける分)には、それほど“面倒臭い”というわけではありません。
TICAのこれまでのルールに従うなら、「pending」でエントリーしようする出陳者はTICA本部にナンバー申請をしている最中なわけですから、単にその申請書類を添付すれば済むわけです。
今回の改正で、手続きが”面倒臭く”なるとしたら、もともとTICAナンバーを取る(=TICAに登録する)意思なく、キャットカウントの”水増し”だけのためにエントリーする(あるいはエントリーさせようという)ケースだと言えるでしょう。
« 【重要】未登録猫のエントリーの際の注意について | トップページ | 【重要】続々・未登録猫のエントリーの際の注意について »