続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊼
裁判官は「ブログと乱入の関係というのはどうなのか」「どういうふうにつながるか」と質したわけですが、結果から言えば、前セクレタリー(現Asia East Region Director)は答えませんでした。
前セクレタリーが裁判官の質問の意図を理解した上で、敢えて意図的にはぐらかすような証言をしたのか、裁判官の質問の意図を正確に理解できず、あのような証言になったのかは分かりません。
しかし、いずれにしても、アクトのブログと”乱入”の関係、アクトのブログと”乱入”のつながりは明らかにならなかったのです。(※前セクレタリーが明らかにしなかったとも言えるかもしれません…)
そうなると、そもそもなぜ、リジョンサイトの元管理者の話を法廷で証言したのかも分からなくなります。
裁判を長引かせるためなのか、裁判の審理を混乱させるためなのか--。
リジョンサイトの元管理者にしてみれば、無理やり法廷に引き摺り出されたようなものです。
しかも、美談なら問題ありませんが、前セクレタリーの証言は事実と異なり、故人の評価を傷付けかねない内容でした。
少なくとも、証言しなくていいような故人のプライベートな部分が含まれていました。
裁判の記録としては残ってしまいますが、前セクレタリーにあっては二度とこのようなことのないようにして頂きたいと思います。
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