続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉘
昨日のやり取りの続きです。
原告側代理人:「『言論統制であり…』というふうに書かれると、あなたのキャットショーの開催が危ぶまれるんですか?」
前セクレタリー:「キャットショーは、もう縦の世界じゃなくて、みんなフィフティー・フィフティーの関係でずっとやっているものに対して、言論統制もくそもないんです。要するに仲良くやっているものに対してそういう文言を使うこと自体がもう明らかにTICAに対する批判だというふうに思いました」
驚くことなかれ…。
前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、ここが法廷であることを忘れてしまったのでしょうか。
「言論統制もくそもない」と言い放った証言にはビックリしました。
一般常識を兼ね備えた社会人なら到底、口を突いて出て来ないような発言を法廷でするとは…。
前セクレタリーには、TICAのBoard Memberであるという自覚、TICA Asia EastのDirectorであるという自覚が皆無であるとしか思えませんでした。
「言葉を慎む」という言い回しがありますが、法廷であるという「TPO」、そしてTICAという国際団体の役員であるという立場も弁えれば、決して発してはならない言葉だったとしか思えません。
おそらく、TICA30年以上の歴史の中で、「言論統制もくそもない」という証言を法廷でするようなDirectorは彼ただ1人であろうと思います
そして、そうした人物を投票で選んだTICAアジアメンバーの”民度”もまた、問われることを忘れてはならないでしょう。
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