続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊷
原告側代理人:「どう関係ありますか?」
セクレタリー:「その乱入者というのは、事前にうちのクラブ員だったんです」
「本当によくやってくれた男なんですけれども、1度家内に自分、精神的にちょっと病があるんですよという話を話してくれました」
「とてもいい奥さんもいたんですけど、結局それが原因かどうか知りませんが、別れました」
「その後、12月、僕はその乱入者、Yさんというんですけど、Y君にちょっと僕のリジョンのホームページ手伝ってよという話で手伝ってもらったんです」
「初めは、ものすごく良く手伝ってくれたし、アクトのブログに関してもけしからんと、こんなのがいるんかというコメントだったんです」
「それから、実は心変わりしたのがなぜかはわかりませんが、1月末にちょっと気が狂ったように今度はTICAを批判しました」
まず驚くのが、法廷でよくこれだけ亡くなられたTICAメンバーのことをペラペラと話したということです。
存命であれば、前セクレタリーがどれだけ事実と異なることを証言しようが、釈明や弁明の機会は与えられますが、亡くなってしまった以上、前セクレタリーの証言があたかも事実であったかのようになってしまいます。
この見学者が、前セクレタリーの主張するように”乱入”したのかどうか、という点もそうしたことのひとつです。
彼が存命であれば、「乱入などしていません。ショー会場に入るなり、ちゃんと受付に立ち寄り、『見学です』と断りを入れました」と反論したでしょうがなっては、前セクレタリーの「乱入者が乱入した」という主張だけが独り歩きしています。
TICAのBoard Memeberとしての自覚が少しでもあれば、亡くなられたTICAメンバーのことを、かつての自分のクラブ員のことを、こんな形で法廷で話さないのではないでしょうか。
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