続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㊻
前セクレタリー:「結局はブログを読んで、彼もブログを読んでいました、随分アクトキャットクラブの。それで、初めはけしからんのうちがだんだん、だんだんミイラ取りがミイラになったみたいな感じで。アクトキャットクラブのブログが言っていることが正しいように考えちゃったんじゃないですか。僕は、そのように考えていました」
前セクレタリー(現Asia East Region Director)は東京地裁の尋問で、こう証言しましたが、全て前セクレタリーの臆測や推測に過ぎない点はしっかり押さえておきたいところです。
「ミイラ取りがミイラになった」くだりもそうです。
「だんだんミイラ取りがミイラになったみたいな感じで…」と証言しています。
「アクトキャットクラブのブログが言っていることが正しいように考えちゃったんじゃないですか」という部分もそうです。
最後の締めくくりも、「僕は、そのように考えていました」と、あくまで自分が想像を巡らせたことを証言した旨を強調していました。
もちろん、推測や臆測で証言していけないわけではありません。
しかし、そのように主張するのであれば、その根拠を示す必要がありますが、前セクレタリーは全く証言しませんでした。
これでは”邪推”と言われても仕方ないのではないでしょうか。
とは言え、アクトのブログで私は正しいことしか書いていませんから、正しいことを正しいと考えたという元管理者は、良識と常識を持ち併せた、至極まっとうな人であったことが分かるというものです。
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