続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉙
原告側代理人:「『言論統制であり…』というふうに書かれると、あなたのキャットショーの開催が危ぶまれるんですか?」
前セクレタリー:「キャットショーは、もう縦の世界じゃなくて、みんなフィフティー・フィフティーの関係でずっとやっているものに対して、言論統制もくそもないんです。要するに仲良くやっているものに対してそういう文言を使うこと自体がもう明らかにTICAに対する批判だというふうに思いました」
前セクレタリー(現Asia East Region Director)が証言した「そういう文言」というのは「言論統制」という言葉であり、この言葉を使う(ブログで書く)こと自体が「明らかにTICAに対する批判」で、だから「出陳拒否」したということになります。
しかし、そもそも私が「明らかな言論統制」であると指摘したのは、フライヤーに「注記」として入った「公の場でTICAを批判した方及びその関係者のエントリーはお断りいたします」であり、こんなフライヤーを配ったクラブに対してです。
どうしてそれが、「明らかにTICAに対する批判」となってしまうのか、私の理解を遙かに超えています。(※前セクレタリーは「~というふうに思いました」と、あくまで思ったことである点を強調していますが…)
こうした主張がまかり通るのであれば、はっきり言ってブログで何を書こうが、前セクレタリーの手にかかれば「明らかにTICAに対する批判」となって、「出陳拒否」されてしむわけですから、何も書けなくなるでしょう。
そして、こうした常軌を逸したかのような中傷によって、何も書けなくすることもまた、「言論統制」のひとつではないかと思いました。
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