続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から②
昨日の前セクレタリー(現Asia East Region Director)の東京地裁の「本人尋問」での証言を改めて振り返ります。
原告側代理人:「ブログが証拠というか、あなたが言っているのはブログがあるので、何か
抗議されるかもしれない、だから拒絶してもいいということなんですけれど
も、抗議をされるかもしれないという未来のことについて拒絶をできる根
拠になっているんですか、この23.6.5は?」
前セクレタリー:「23.6.5の解釈については別に何も問題ないと思いますけど。要するに
ショー出陳前の行為ですから、ブログの内容は。それが要するにショー
の繁栄の妨害であると、ショー自体の妨害であるということで判断しまし
た。全然問題ないと思いますけど…」
原告側代理人:「あなたの出陳拒絶の前に○○さん(アクトクラブ員)や屋和田さんが実際
に何か行為としてショーで抗議をしたということはないんですよね」
前セクレタリー:「ショーではありません。ブログだけです」
前セクレタリーは、TICA Show Rule 23.6.5の解釈について、「別に何も問題ないと思いますけど」「全然問題ないと思いますけど」と重ねて証言しました。
しかし、私にしてみれば、TICA Board Memberでもある現Directorが、今なおTICA Show Rule 23.6.5の解釈について「問題ない」と発言しているところに、TICA Asia East Regionが抱える大問題があると思っています。
「申し訳ありませんでした。当時の解釈は間違っていました」というなら、まだ救いようもありますが、あれから4年以上経ってなお、「(解釈に)問題ない」と証言したわけです。
ということは、現在のTICA Board MemberにTICAのルールを正確に解釈できない人物が含まれているということを意味し、TICA自体にとっても非常に問題があるとも言えます。
TICA Board Memberは十数人いるわけですが、このような解釈をするのは前セクレタリーだけであり、TICA Asia East RegionのDirectorがまさかこんな解釈をするとは他のTICA Board Memberは夢にも思わないのではないでしょうか。
こうした事態を放置しておくこと、見て見ぬふりをすることはTICAのためにならないばかりか、TICAの信用と評判を貶めることになることをTICA Asia East Regionのメンバーは認識すべきだと私は思っています。
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