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2019年3月14日 (木)

続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から⑩

原告代理人:「あなたがおっしゃっている2014年3月9日以前のブログとして、証拠としてあ
         なたは乙第7号証の1から27というのを出しているんですけれども、1から6と
         いうのは○○さん(前アジアディレクター)の□□□(クラブ名)の出陳拒絶
         に関するブログだと思うんですが、そのようなブログがあることであなたの
         キャットショーが何か影響を受けるんですか

前セクレタリー:「当然です

前セクレタリー(現Asia East Region Director)は、東京地裁の尋問においてこう証言しました。

ポイントは2つあるでしょう。

①ひとつは自分のクラブとは関係ない、前アジアディレクターがオーナーのクラブに関して書いたブログを持ち出してきたこと。

②もうひとつは「影響を受けるか」と聞かれて、「当然です」と答え、何らかの影響を受けたことで、出陳拒否をしたということ。

①については、前セクレタリーが主宰するクラブと、前アジアディレクターがオーナーのクラブにおいて、親しい関係にある(私にはそう映ります。「出陳拒否」に関してもあたかも共同歩調を取っているようでした)ことから、前セクレタリーにあっては”集団的自衛権”のようなものと考えたのかもしれません。

しかし、このような「出陳拒否」が認められるなら、「出陳拒否」の連鎖はとめどなく広がり、いくらでも理由を付けて「出陳拒否」できるようになりかねません。

それに、前アジアディレクターがオーナーのクラブの「出陳拒否」に限って言えば、3回のショーの「出陳拒否」については、前アジディレクター、当時のクラブ代表、エントリークラークの4人が東京高裁の和解で「深謝する」とし、”謝罪”したわけです。

前アジアディレクターと当時のクラブ代表に限って言えば、”謝罪”に加えて、解決金の支払いにも応じたわけです。

そうしたことを考えれば、前セクレタリーの証言は”詭弁”あるいは”屁理屈”に過ぎないのは明らかではないでしょうか。

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