続・前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から㉖
原告側代理人:「それは、アジアリジョンのセクレタリーとしてのあなたを批判しただけなんじゃないですか?」
前セクレタリー:「当然です。同じです。○○○(クラブ名)の△△(前セクレタリーの名字)だろうが、アジアリジョンの△△だろうが一緒ですから……」
この”爆弾”証言には本当に呆れ果てました。
人は、その地位や肩書に応じて、役割も背負う責任も違うはずですが、前セクレタリー(現Asia East Region Director)だけは全く異なる考え方を持っているようです。
前セクレタリーは当時、いくつの”顔”があったでしょうか?
①TICAのメンバーとして
②ショーにエントリーしたなら出陳者として
③TICA公認クラブの主宰者として
④TICAアジアリジョン(当時)のセクレタリーとして
⑤リジョンサイトの管理者として
もちろん、これらは微妙に重なり合う部分もあります。
ですが、問われる責任があるとすれば、その地位や肩書、役職に応じてひとつでしょう。
この証言の部分に関して言えば、リジョンサイトの管理者としての責任(それに付随してセクレタリーとしての責任)が問われているのであって、少なくとも①~③の責任は問われておらず、まして前セクレタリー個人の責任など全く問われていないのです。
地位や肩書、役職に応じて、役割も背負う責任も違うというこを理解していない人物がBoard Memberに入っているという事実は”悲劇”としかいいようがないように思えてなりません。