前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から⑲
ここ数日の前セクレタリー(現Asia East Region Director)の東京地裁の本人尋問での証言を巡り、改めて何が問題なのでしょうか--。
原告側代理人:「ブログが証拠というか、あなたが言っているのはブログがあるので、
何か抗議されるかもしれない、だから拒絶してもいいということなんです
けれども、抗議をされるかもしれないという未来のことについて拒絶をで
きる根拠になっているんですか、この23.6.5は?」
前セクレタリー:「23.6.5の解釈については別に何も問題ないと思いますけど。要するに
ショー出陳前の行為ですから、ブログの内容は。それが要するにショー
の繁栄の妨害であると、ショー自体の妨害であるということで判断しまし
た。全然問題ないと思いますけど…」
原告側代理人:「あなたの出陳拒絶の前に○○さん(アクトクラブ員)や屋和田さんが
実際に何か行為としてショーで抗議をしたということはないんですよね」
前セクレタリー:「ショーではありません。ブログだけです」
前セクレタリーは、TICA Show Rule 23.6.5の解釈について、「別に何も問題ないと思いますけど」「全然問題ないと思いますけど」と重ねて証言しました。
しかし、私にしてみれば、TICA Board Memberでもある現Directorが、今なおTICA Show Rule 23.6.5の解釈について「問題ない」と発言しているところに、TICA Asia East Regionが抱える根深い問題があると思っています。
「申し訳ありませんでした。当時の解釈は間違っていました」というなら、まだ救いようもありますが、あれから4年以上経ってなお、「(解釈に)問題ない」と証言しているわけです。
ということは、現在のTICA Board Memberに、TICAのルールを正確に理解し、解釈できない人物が含まれているということであり、それはTICA自体にとっても非常に問題があると言えるでしょう。
TICA Board Memberは十数人いるわけですが、このような解釈をするのは前セクレタリーだけであり、TICA Asia East RegionのDirectorがまさかこんな解釈を今なおしているとは他のTICA Board Memberは夢にも思わないのではないでしょうか。
こうした事態を放置しておくこと、見て見ぬふりをすることはTICAのためにならないばかりか、TICAの信用と評判を貶めることになることをTICA Asia East Regionのメンバーは認識すべきだと思います。
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