続・第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今も続く執拗なアクト”叩き”(2)
「乙第7号証の提案を無視し、自粛せずに活動を続けていたものである」に続き、第3のクラブのエントリークラークは東京地裁に提出した「被告準備書面」で次のように主張しました。
「このようなことがまかり通るのであれば、アジアリジョンだけでなく、世界中のクラブやショーが本件ショールールを無視する運用を始め、『TICAのためにならない』だけでなく、『猫やクラブ、及び/又は、ショーにとって有害』となる」−−。
アクトに対する活動自粛の提案が為されたのが2013年7月−−。
あれから5年以上経ちますが、アクトは自粛せずに活動を続けています。
ですから、もし被告側エントリークラークの上記の主張が正しいなら、「アジアリジョンだけでなく、世界中のクラブやショーが本件ショールールを無視する運用を始め」ているはずですが、そんな話は聞いたことなどありません。
アクトが「提案を無視し、自粛せずに活動を続けてい」ても、被告側エントリークラークが主張するところの事態(=世界中のクラブやショーが本件ショールールを無視する運用を始める事態)は起きていないのです。
アクトが「提案を無視し、自粛せずに活動を続けてい」ても、「TICAのためにならない」ことも、「猫やクラブ、及び/又は、ショーにとって有害」となることも起きていないのです。
「まかり通る」とは、「良くない物が世間に通用する。また悪い行為が堂々と行われる」(三省堂「大辞林第三版」)を意味します。
被告側エントリークラークが敢えて「まかり通る」という言葉を使ったということは、アクトが「活動を続けていた」ことがあたかも「悪い行為」であると暗に言っているようなものでしょう。
少なくとも、被告側エントリークラークが「準備書面」において、「まかり通る」という言葉を敢えて使ったところに、”敵意”や“悪意””害意”を持っていた証左となるのではないかと私は思うというわけです。
« 続・第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今も続く執拗なアクト”叩き”(1) | トップページ | 続・第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今も続く執拗なアクト”叩き”(3) »
« 続・第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今も続く執拗なアクト”叩き”(1) | トップページ | 続・第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今も続く執拗なアクト”叩き”(3) »