続・第3のクラブ「出陳拒否」裁判、今も続く執拗なアクト”叩き”(13)
「出陳拒否した翌年のキャットショー」(=2015年6月7日のショー)の出陳者数は38人、「出陳拒否」が行われた2014年6月1日のショーの出陳者は45人−−。
減った出陳者は7人(=45人−38人)で、減少率が15.6%であったことは前回までにご紹介しました。
被告側エントリークラークの主張は、「毎年50人弱の出陳者がいたものであるが、出陳拒否した翌年のキャットショーにおいては、原告らが出陳するのかと尋ねられることが多くなり、出陳すると回答したところ、それなら出陳しないという人が多く、出陳者が30人台に留まってしまった」というものでした。
しかし、この主張の信用性に疑問符を付けざるを得ない別のデータがあります。
原告らの出陳を認めた2015年6月7日のショーの出陳者数は38人で、被告側エントリークラークは、「原告らが出陳するなら出陳しないという人が多」かったと主張しています。
ところが、原告らが出陳していた他のショーを調べてみると、2009年9月19日のショーは54人、2010年9月11日のショー41人、2012年9月30日のショー52人となっており、これら3回のショーは全て38人を超えています。
被告側エントリークラークの主張が正しいのなら、原告らが出陳していたこれらのショーでも「30人台に留まってしまった」はずですが、実際にはそうはなっていません。
そもそも、出陳拒否したとしても、2014年6月1日のショーの出陳者は45人というレベルだったわけです。
45人という出陳者数は、2009年9月19日のショー(54人)、2012年9月30日のショー(52人)を下回っています。
被告側エントリークラークがもし、これまでの主張を維持するのであれば、それを裏付けるための補充の主張をしなければならないということになるのだろうと私は考えています。
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