前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から②
2014年4月26-27日のショーで起きた”警察沙汰”になったある”事件”について、前セクレタリー(現Asia East Region Director)が東京地裁の「本人尋問」でどのように証言したかを続けてみていきたいと思います。
⑥TICAのことをむちゃくちゃ批判している人間がショー会場に現れたんで、あなたはこのショー会場にいる人間ではありませんということで退場をお願いした。
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⑦しかし、私の手を取って自分で大暴れしながら暴力振るわれているんだと言ってみたりして、結局は警官が2人来た。
私はこの証言を聞きながら、表情には出しませんでしたが、「何という”大噓”をつくのか…」と心の中で驚きました。
なぜなら、この一部始終を記録した動画があり、それを確認すれば前セクレタリーの証言とは全く異なるからです。
第1に、この見学者はショー会場に足を踏み入れると、まず受付に行き、「すみません。見学に来たんですけど…」と言いました。(少なくとも、「乱入した」わけではありません)
受付の女性が「あ、はい…」と言ったのを受けて、会場内を歩き始めたのです。
すると、彼を見付けた前セクレタリーが「あなた、何しに来たの? ここはあなたの来るところじゃない!」と言い、彼の方に歩み寄りました。
さらに「出て行きなさいっての!」「何、震えてんだよっ!」「出て行きなさい!こっから!」「どういうつもりなんだ!お前は!」「お前なんかの来るところじゃないんだよ!」「このド素人が!」「早く出てけ!」と畳み掛けたのです。
少なくとも、これが「退場をお願いした」姿でないことは誰の目にも明らかでしょう。
第2に、確かに趣旨としては「あなたはこのショー会場にいる人間ではありません」ということなのでしょうが、私には”罵声”を浴びせたとしか映りません。
第3に、居合わせた別の出陳者も、「お前、何言ってんだ! バカヤロ~!」と怒鳴りつけており、「退場をお願いした」というより、”言葉の暴力”によって”叩き出した”という表現の方が相応しいと私には思えます。
そして、前セクレタリーの証言によれば、彼がアクトのブログに触発されたせいであり、「出陳拒否」の理由になるのだというのです。
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