前セクレタリーは法廷で何を証言したか-「尋問調書」から①
一連の「出陳拒否」から4年以上経った今になって、「出陳拒否」をした新たな理由が飛び出してきたのは、前セクレタリー(現Asia East Region Director)も同じです。
東京地裁の本人尋問(615号法廷)において、前セクレタリーは私が書いているこのブログのせいで、ある”事件”が起きたと証言し、3人の裁判官を前に「少し長くなるけど、よろしいですか」と前置きしたうえで滔々と話し始めたのです。
ある”事件”とは2014年4月26-27日のショーで起きた”警察沙汰”でした。
前セクレタリーの東京地裁での宣誓証言をかいつまんで紹介すると以下のようになります。
①アクトキャットクラブのブログに触発された人がいた。
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②3カ月前まではアクトのブログはけしからんということを僕(前セクレタリー)に言っていた。
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③ところが2014年2月になると急変して、今度は私たちを攻撃するようになった。
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④アクトのブログどころではなくて、TICAの会員、それからTICA、クラブそのものを愚弄するような本当に汚い言葉で1カ月半ぐらい続いた。
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⑤その男が2014年4月の一番最後のショーの時にショー会場に乱入してきた。
この男性はこの出来事の後、亡くなられていますが、こうした出来事が起きたのはアクトのブログのせいであったというわけです。
しかし、ここまでの経緯だけ取り上げても、この男性の名誉のために敢えて述べさせて頂きますが、アクトのブログに触発されたという事実はありません。
さらに、前セクレタリーはこの男性が「ショー会場に乱入してきた」と証言しましたが、そのような事実もありません。
この男性はショー会場の受付において,「見学者です」と名乗った上で会場内に入っただけであり、その時の様子は動画として収められています。
一部始終を記録した動画から分かるのは、「乱入してきた」というのはあくまで前セクレタリー側の”言い分”であって、前セクレタリーが乱入者であるかのようにこの見学者を扱ったという方が正確だろうと私は思います。
そして、こうした出来事が起きたのはアクトのブログのせいだとし、「出陳拒否」したというのですから、もはや言葉もありません。
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